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1月5日の毎日新聞の朝刊1面の写真が気になった。
「寒空に舞う白い越境者ー上野・不忍池」とある。不忍池にユリカモメが飛来している写真なのだが、何だか絵画のようにも見える。これはHigh Dynamic Range(HDR)を使ったんではないかな。
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デジタルカメラのダイナミックレンジ(明暗差を記録する能力)は銀塩フィルムに比べてかなり狭い(銀塩フィルムではラチチュードと言った。ダイナミックレンジとの厳密な違いはよく分からん)
たしかネガカラーが8EV位、ポジフィルムが5EV位で、デジカメは2〜3EV位だったと思う(あやふや)。特にデジカメは露光オーバーには弱くてすぐ白飛びしてしまい、情報がなくなってしまう。
HDRと言うのは、そのデジタルカメラの欠点を補う技法。ダイナミックレンジを擬似的に拡張する技だ。
明暗差の多い被写体に対して、撮影時に同じ構図でアンダー目からオーバー目まで露光を段階的に変えて数枚撮影する。その数枚の中から適正露出の部分を良いとこ取りして一枚の写真を作り上げるという方法。
フォトショップ等を使って露光を変えた数枚の写真を各レイヤーに分けてから、マスクを使って適当な部分を覆い隠し、良いところだけをうまく拾って1枚の写真にするという手作業でも出来るはずだが大変だ(フォトショップCS2あたりから自動でやってくれるようだが、持ってないので分からない)。
天体写真の画像処理などでは当たり前にやっているようだ(ステライメージというソフトが有名。これ普通の写真に使うにはもったいなさすぎるけど、画像処理に関してはこれ以上のものは無いのではないかと素人ながら思う)。
ネットでHDR専用のソフトが無いか探してみたら、Photomatixというのをみっけた。日本のソフトでも市販の安いのがあるもよう(win用がほとんどだろう)。このPhotomatixはPro版は有料だが、Mac用もあるので試用版を喜んでダウンロードしてみた。
んでちょいと試しにやってみたのが以下の写真。
元絵はこれ。近所で何気なく撮った駄作よ(クリックででかくなる)。
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6枚の露光を変えた写真から以下のHDRが出来た。さもない写真がけっこうインパクトでるやんけー!
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試用版なのでPhotomatixのロゴが入って目障りだが。
本当は三脚にカメラを据えて、実際に露光を変えた写真を撮るのがベストだが、今回は1枚のRAWファイルから現像の際に露光を変えて6枚の画像を生成し、それを処理した。そんなんでもそこそこ雰囲気は楽しめる。
こうすると複数毎の画像が全くずれないので、合成された画像に乱れが生じないのがメリットだ。
パラメータをいじると、極端に効果を効かせることもできて、まるで濃ゆい絵画のように仕上げることも出来る。そのあたりはFlickrのHDRのグループへ行くと、凄いのがたくさん見られるから行ってみるといい。きっとはまる。
曇り空の写真がなかなか良い。曇りの日も写真を撮るのが楽しくなりそうだよ。



