沈胴Summicron試写

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我が愛しのグルグル玉、Summitar(ズミタール)といっしょに出かけた。
さて、このSummicronとは今更俺が語るまでもなく、発売当時(1953年)「空気まで写る」と言われた高解像度レンズとして名高い。この後に出た固定鏡胴のズミクロンにおいて有名な話だが、朝日カメラの解像度テストで測定限界の280本/mm超えという数字を叩き出し、未だにそれが破られていないという伝説(きっと同じ測定器を使って現代のレンズと比べれば抜かれていると思われ)。

このズミクロンの前に設計されたズミタールと基本的には変わらないが、1枚目と2枚目、および3枚目と4枚目を張り合わせず、空気レンズを挿入したところが大きく異なる所らしい。
で、比べてみた。
_EPS2668.jpg
上:Summitar 5cmm F2. 下:Summicron 5cm F2. どちらもR-D1で。開放。
手持ちで適当に撮ったのだが、そういういい加減な撮影では分からない差だ。周辺の非点収差によるグルグルボケは右のズミクロンの方がやや少ないような気がする。
ある程度絞れば、その差はもっと小さくなるだろうから、普段に使う分にはどっちでも同じだ。俺の目はその程度だから、雰囲気で楽しむというまさに趣味のレンズなのである。
それにしても、なんとも味わいのある画像であろうかっ。
前にも書いたけれども、こういう少しだけ破綻した写りがないから、今時のデジタルカメラで撮った写真は直ぐに飽きが来るというのは明確なのだ。本当にいい写真が撮れればそんなことは関係なくなるのだが、駄作を秀作の様に見せてしまう力(=単なる収差)がこれらの古いレンズにはある。
_EPS2667.jpg
さて、いつもの様に近所を2,30分散歩しただけなのだが、今日は楽しかった。近くの池でなんとカワセミを発見。ウワサには聞いていたが本当に見たのは初めて。とてもドキドキした。歩いて5分のところにカワセミが居るような素晴らしいところに俺は住んでいるのだな。
残念ながらR-D1にこの2本のレンズしか持っていなかったので、当然構えて撮っては見たが、豆粒以下の写りなので載せてもしょうがない。

そしてもう一つ、同じくこの池で鴨の子供達を発見!! 初めそのカワイさに卒倒しそうになった。愛くるしいの「くるしい」というのは「狂おしい」という意味があるという説と、かわいいと言う意味の「愛くる」が形容詞化したという説があるらしいが、今日の俺は断然「狂おしい」説を支持するし、新しく「苦しい」説も唱えたくなるほど、見ていて苦しくなるくらいに可愛かった。
こういう時に限ってZD150mmやボーグを持ってきてない。
小さいながらも少しその様子が分かるのがこれ。
_EPS2717.jpg
慌てたこともあり、ピント甘い。

さて、ひと月前、楽しませてくれた桜の木にはサクランボが。
_EPS2688_2.jpg

湧水で湿地帯となり、歩くとふわっふわの土にこんもりと生えたシロツメグサ。
これぞまさに空気も写るズミクロン。草の上の空気もしっかり写ってます(^^ 空気読めない俺にはこのレンズ、ぴったりかも知んない。
_EPS2723.jpg

コメント(4)

わたくしも2本持っております。
素晴らしいレンズです。8枚玉要らないです。
しかし素晴らしい立体感を出されましたね。お見事!

おお,さすがです!
さらにSummitarのひとつ前のSummarも欲しいのです。(シュナイダー設計の)Summaritも欲しいのです。

私はsummitar、summar、summicronで打ち止めにしました。デジタルだとsummitarが味わい深いです。
うち3本を山崎磨きにしてます。全部2万円以下で購入した物です。
ひどいのはサンドペーパー掛けたようなsummicron。これも山崎さんちで蘇りました。

流石でございます(^^
今回、思ったほどsummitarとsummicronが違わない様に感じたので、他を揃えても多分そう変わらないだろうなぁーとおもいつつも。。。
磨き直したら本来の味が無くなるのではと危惧していましたが、ネットで山崎光学ではライカのレンズのかなり詳細なデータ
(一般には手に入らないレベルの)をもとに極力オリジナルに近づける再研磨をしてくれるとの情報を見ました。
それを信じて、ボロボロのズマールを入手して再研磨する位まではチャレンジしておこうかと思ってます。

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