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いよいよ日蝕当日、4時起きです。種子島は縦に長い島で、我々が到着した港は北端。皆既が見れる領域は南端の一部なのだ。そこまでバスで1時間ほどかかる。
天気予報は九州一帯から吐噶喇列島まで曇りまたは雨。種子島の降水確率は50%。気分は重苦しいが5時の出発に合わせて各人用意してきた機材をバスに詰め込んだ。
オリンパスのスタッフも、バスガイドさんも我々にどう言っていいのか困惑するくらいの重い雰囲気。バスが明け方の重苦しい曇り空を出発すると、ぽつりぽつりと雨も落ち始めて来た。
目的地に到着するまでが長く感じたが、現地の浜辺は日蝕を見ようとする人々がちらほらと集まりかけていた。本来はバスの駐車場と観測地はけっこう離れていたのだが、この雨の中機材を持って歩くのは大変ということで、バスの運転手さんが観測地の近くまでバスを入られるよう交渉してくれた。
さて、機材を出して海岸へ。持って来た機材がこんなに重く感じられるたことはない。しかし奇跡が起こる事を信じて気合いを入れる人多し。ここまではるばる来たのだから。
オリンパスが用意してくれた撮影地は、それは素晴らしいところであった。白い砂浜の海岸。波打ち際から100m位離れた場所で、太陽の方向(=海の方向)は下に傾斜しているので、万一他の撮影者が我々の前に陣取っても邪魔にならない。
幅80m 縦30mのエリアに48人だから横一列に並んで余裕で機材を広げられる。これで晴れていたらどんなに素晴らしい環境だったか!


天気が悪かったせいもあるが、周囲の人の数はまばらであった。というより、この環境があまりに広くて素晴らしいからそう見えたのだと思うが。テレビで見た悪石島などの混雑具合とはまるで違う。日蝕観測には絶好のロケーションだった。皆既時間が短いことが訪れる人を少なくしたと思われるが、それが逆に幸いで今回の日蝕の超穴場であったことは間違いない。なかなか素晴らしい選択だったよ、オリンパス!

天気予報は九州一帯から吐噶喇列島まで曇りまたは雨。種子島の降水確率は50%。気分は重苦しいが5時の出発に合わせて各人用意してきた機材をバスに詰め込んだ。
オリンパスのスタッフも、バスガイドさんも我々にどう言っていいのか困惑するくらいの重い雰囲気。バスが明け方の重苦しい曇り空を出発すると、ぽつりぽつりと雨も落ち始めて来た。
目的地に到着するまでが長く感じたが、現地の浜辺は日蝕を見ようとする人々がちらほらと集まりかけていた。本来はバスの駐車場と観測地はけっこう離れていたのだが、この雨の中機材を持って歩くのは大変ということで、バスの運転手さんが観測地の近くまでバスを入られるよう交渉してくれた。
さて、機材を出して海岸へ。持って来た機材がこんなに重く感じられるたことはない。しかし奇跡が起こる事を信じて気合いを入れる人多し。ここまではるばる来たのだから。
オリンパスが用意してくれた撮影地は、それは素晴らしいところであった。白い砂浜の海岸。波打ち際から100m位離れた場所で、太陽の方向(=海の方向)は下に傾斜しているので、万一他の撮影者が我々の前に陣取っても邪魔にならない。
幅80m 縦30mのエリアに48人だから横一列に並んで余裕で機材を広げられる。これで晴れていたらどんなに素晴らしい環境だったか!
天気が悪かったせいもあるが、周囲の人の数はまばらであった。というより、この環境があまりに広くて素晴らしいからそう見えたのだと思うが。テレビで見た悪石島などの混雑具合とはまるで違う。日蝕観測には絶好のロケーションだった。皆既時間が短いことが訪れる人を少なくしたと思われるが、それが逆に幸いで今回の日蝕の超穴場であったことは間違いない。なかなか素晴らしい選択だったよ、オリンパス!
ああ、これが青い空と青い海だったら、このあと繰り広げられるドラマがどんなに素晴らしいものになっていたことか...
さて、俺は望遠を一本も持って行かなかったのでもっぱら7-14mmをカメラに付けて周囲をパチパチ撮っていた。木で出来た8x10は雨に弱いのでバッグにしまったまま。周囲が暗くなって来たら雰囲気だけでも1,2枚撮ってやろうかと思っていた。
他の人の機材は素晴らしい。ケンコーのスカイメモ等に望遠鏡を付けた方やBORG77EDなども見かけたが、やっぱりオリンパスの製品を買って招待された方々だから半端ではない高級レンズが並んだ。
90-250mmは初めて見たし、俺の両サイドはサンニッパ使いだった。
前日のホテル周辺の散策のときには、14-35F2や35-100F2などをE-3に付けた人がごろごろいて、いつもは見ない光景に皆互いに違和感を覚えていたに違いない(^^;)。おそらく世界一オリンパスの高級品密度が高かった3日間だろう。
さて、機材は良くても太陽が見えなくては話にならない。多くの人が祈る中、欠け始めてから一度だけうっすらと姿を現した太陽。歓声が沸き起こった。...が空しい。

動画切り出し。
さあ、なんだかんだ言っても皆既は起こる。宇宙から見れば月がつくる影は間もなく我々のいるところにやってくるのだ。暗くなるその様子を満喫するしか無い。8x10で暗くなった海岸の撮影を終わりにし、カメラを捨て、曇り空の下ながら、太陽が作る月の影にすっぽりと入るその現象を全身で味わうことを心に決めた。写真なんかチマチマ撮ってる場合ではない。
...とは言いつつも、Kodakの小さな動画カメラは右手に握りしめていたのである(こんなことなら三脚をもうひとつ持ってくれば良かった)。
とても見にくくしょぼい映像だが、現場の雰囲気は多少伝わるだろーか。スゴいスゴいと言う声や、子供が「こわ〜い!」と叫ぶ声も聞こえる。皆既の始まりと同時にすーっと一気に暗くなり、背中に寒気が走ったのを覚えている。ビデオはゲインを調整してしまうので、一気に暗くなって行く様子が分かりにくい。
途中でカメラが空を見て動かなくなっているのは、ビデオを置いて思わずE-3で地平線の明るい部分を撮っていたからだ。晴れた空の下、もしこれらが見れていたら斉藤先生ではないが「失禁」必至だ!

...小学6年のときから憧れていた皆既日食は甘くてしょっぱく終わったのであった。...つづく。
他の人の機材は素晴らしい。ケンコーのスカイメモ等に望遠鏡を付けた方やBORG77EDなども見かけたが、やっぱりオリンパスの製品を買って招待された方々だから半端ではない高級レンズが並んだ。
90-250mmは初めて見たし、俺の両サイドはサンニッパ使いだった。
前日のホテル周辺の散策のときには、14-35F2や35-100F2などをE-3に付けた人がごろごろいて、いつもは見ない光景に皆互いに違和感を覚えていたに違いない(^^;)。おそらく世界一オリンパスの高級品密度が高かった3日間だろう。
さて、機材は良くても太陽が見えなくては話にならない。多くの人が祈る中、欠け始めてから一度だけうっすらと姿を現した太陽。歓声が沸き起こった。...が空しい。
動画切り出し。
さあ、なんだかんだ言っても皆既は起こる。宇宙から見れば月がつくる影は間もなく我々のいるところにやってくるのだ。暗くなるその様子を満喫するしか無い。8x10で暗くなった海岸の撮影を終わりにし、カメラを捨て、曇り空の下ながら、太陽が作る月の影にすっぽりと入るその現象を全身で味わうことを心に決めた。写真なんかチマチマ撮ってる場合ではない。
...とは言いつつも、Kodakの小さな動画カメラは右手に握りしめていたのである(こんなことなら三脚をもうひとつ持ってくれば良かった)。
とても見にくくしょぼい映像だが、現場の雰囲気は多少伝わるだろーか。スゴいスゴいと言う声や、子供が「こわ〜い!」と叫ぶ声も聞こえる。皆既の始まりと同時にすーっと一気に暗くなり、背中に寒気が走ったのを覚えている。ビデオはゲインを調整してしまうので、一気に暗くなって行く様子が分かりにくい。
途中でカメラが空を見て動かなくなっているのは、ビデオを置いて思わずE-3で地平線の明るい部分を撮っていたからだ。晴れた空の下、もしこれらが見れていたら斉藤先生ではないが「失禁」必至だ!
...小学6年のときから憧れていた皆既日食は甘くてしょっぱく終わったのであった。...つづく。




現場の雰囲気がよく伝わる文章ですね~普通に読み物として読んでいる自分……そして日蝕おわったのに続きが……??
その場にいなかったにも関わらず
臨場感が伝わってきますね。
皆既日食が拝めなかったのが本当に残念!
きっと、イースター島皆既日食貯金始められるんでしょうね♪
すごいすごい !!
天体の人間に与える影響ってかくも大きいのかという感じが伝わって来ます。
一緒に連れてって頂いた気持ちになりました。
こういうのは何ですが、映像の力は強いですね。
すばらしい臨場感!
raspyさん、雲の下の皆既日食もなかなかオツなものでした(^^;) 晴れてる時より本影錐が分かりやすいのかもしれません。雲に投影された影が見えるからだと思います。
続き...あります。
ふぉ〜すさん、こんにちは。
イースター島は無理だぁー。でも費用がどのくらいかかるものなのか知りたい気も...
http://www.knt.co.jp/eclipse/info/info.html
Gattoさん、これを体験したら晴天下での皆既日食を絶対に見たくなりました。
1回目でうまくいくなんて考えが甘いのでしょう。今回のツァーには過去4回行って全部見れたという方もいらっしゃいましたが。
テレビで過去17回の日食ハンターの話題も見ましたが、気合いの入れ方が半端ではありません。
sa55zさん、動画の良さを再認識しました。三脚に据えず、手持ちでガクガクしたショボイ映像が逆に臨場感をもたらしているのかも知れませんがっ!