> 俺のカメラ趣味。俺の自己満足。: 2010年3月アーカイブ

2010年3月アーカイブ


数日前からある写真家のTwitterで新しいカメラをテスト中というつぶやきが話題になってる。
キャノンと契約している写真家らしいが,新型のレンジファインダーだと言う

一番初めのウワサのとき,俺はエプソンのR-D2だと思ったが,「フルフレームで驚くほど高性能のAF」となれば,エプソン,コシナはないだろう。
キャノンに違いない。キャノンが秘密でミラーレスを開発していたんだ! ってそんなことあるはずないか...

レンジファインダーと言っているが,ミラーのないカメラを全部そう言っている感じがする。

新しくて古い3D

| コメント(7)

今年は3D元年などと言われているが,今だにその理屈は2つの視差のある別個の映像をそれぞれ左右の目に入力する方法であって,それは150年前のステレオカードと何も変わってはいない。(ステレオカードがほぼ写真の誕生と同時に現れたというのは「写真のはじまり物語」を見て知った)。

アバターをまだ見ていない俺だから偉そうなことは言えないのだが,その鑑賞方法やクオリティの変化は、150年もの時間をいったい何に浪費していたのだと呆れるばかりの牛歩だったのではあるまいか。
...などと言っては失礼かも知れない。3Dが誕生した瞬間にその技術が完成されていたと見ることもできる。

さて,気付くのが遅れたが,去年の夏くらいからあのYouTubeは既に3D画像の投稿に対応していた。左右視差のある2つの画像を左右に並べる加工は自分でしなければいけないが,それをアップしてタグにyt3d:enable=trueと入れるだけで,なんと!アナグリフ(赤青めがね),平行法,交差法...等を勝手に作ってくれる!そして最近はインターリーブ方式にも対応しているではないかっ!
例:石田純一,靴下を履く。画像の下の3D表示方式をクリックすると様々な方法が選択出来る。


2つの視差のある画像以外の方法となれば,ホログラフィーしかないのかな。

Photoshop

| コメント(2)

Photoshop World 2010とやらが盛況のうちに終わったようだ。今までもβ版の機能紹介で何度か見ているが,なんといっても今度出るCS5の機能はincredibleでamazingだ。

Photoshopはver7を人からもらってずっと使っていたのだが,たしかOSXの10.5から使えなくなってその後Gimpを使ってる。俺のやる程度のことはどんなソフトでもかまわないのだが,こんどのCS5は突拍子も無くcrazyでunbelievableな機能が満載で2歩も3歩も先をいくソフトになった。

こういうソフトでギンギンにいじくりまくって,現実か非現実か区別がつかないようなスリリングな写真をつくってみたらオモロい。カメラもアートフィルターなんて生半可なモノでなく,撮影してみたら人が消えていたり,別な人が写っていたり,壊れているはずの建物が修復されていたり...撮った後で驚きの画像が見れるようなカメラをどこかがつくらないかな。デジカメはそのくらいやっていいんじゃないかい。

以前にここに何度かセンシトメトリーというものを書きました。そしてそれが「なんちゃって」だけど自前でできるかもしれないところまで来ました。
考えてみれば「ナニソレ?」という人がほとんどだと思う。センシトメトリーというのをちゃんと学ぶのは写真学校を出た人か,写真を仕事にする一部の人だけだろうから。
理屈は非常に明快で難しいことはないのだが,そのパワーは強力無比である。使うかどうかは別として普通の写真ファンも絶対に知識として知っておいて損はない。フィルム・デジタルに関わらず。
アマチュアによるアマチュアのためのセンシトメトリー超入門を偉そうに書いてみる(不定期連載)。もしかしたら役に立つかもっ。でも途中でポシャるかも。既にだれかが確立しているのかも。

追記:今スキャナのソフトを調べていたら,iMeasureというメーカーのソフトを発見。何度か同じサンプルをスキャンしそのデータを積算することによりノイズを減らす機能がある優れもののようだ(これにより最大濃度5.2まで検出できたという報告もある。すげぃ)
ImageJを用いたステップウェッジのスキャンなども例として書かれているではないか。キャナを濃度計代わりにする実例が見つかった。
ところでこのサイトのブログに行ってみたら,どこかで見たことあるなぁと思ったのだが,なんとスキャナカメラのraspyさんとお付き合いのあったというメーカーでした。

E-460というのが出るというウワサが出てしばらく経ちます。
ここのところのクラシック4/3に対するオリンパスの動きのなさにいろんな声が聞かれる。「いや,別にかまわんよ,いつものことだ」で始まる達観した意見から「もう4/3は終わりになるのか」という悲観的な意見まで。例えばHiro_SakaeさんのZuiko-Fourthirdsあれこれなどで喧しい。

前にも書いた様に,普通のユーザーにとってレンズ交換式カメラという類いのカメラはそのメーカーの「マウント」でユーザーを縛るというビジネスモデルである。そのメーカーのカメラを使うということは「あんたのメーカーのカメラ良さそうだから使うよ。いつまでも作り続けてね」「ありがとう。合点だ!信用して買ってね」...という暗黙の会話をしているようなものだと思っている。

お互いに「使い続けて,作り続ける」という保証も契約も無いと言えばそれだけだが,ネットの意見を見るに律儀なコアユーザーというのは居るもので,そういうユーザーの心意気に応えることが至上命令だと社是に上げるようなメーカー(あるのかな)とお付き合いしたいものだとは思う。
ニコンFマウントやライカMシリーズなどはそういう結果を出していると思うのだ。

さて,カメラが何でもありのデジタルになってから,先が読めなくなった。だからメーカーもユーザーもおっかなびつくりのところがあるように思う。どこのメーカーも多かれ少なかれ,将来についての方向性は見えにくい。見えにくいのだが,分からないなりに将来どの方向に進むかというアナウンスは必要だろう。かつてこのマウントでシステムを造って行くよと言ったのに,状況が変わって来たらだんまりではあんまりだ。

何が言いたいかというと,今のオリンパスはその基本部分が出来ていないから不満がたまるのだ(まぁパナソニックもクラシック4/3についてはダンマリだが)。他のメーカーがそういうところをちゃんとしているのかどうかと言われてもどうだか分からないのだが,少なくとも今のオリンパスがそれが出来とらん。海外の雑誌のインタビュー等に部門の部長さんなんかがチマチマ答えているようではダメだろう。

ダメならダメと、そしてもう少し待てって欲しいなら「今撮像素子を造ってる」とか言ってみろ!

実際のフィルムで撮影する前に,デジタルカメラの階調設定を変えて,ステップウェッジを撮影し,その画像をもとにカーブを描かせてみようと思った。
この差異が明確に出れば,我が簡易センシトメトリーは実用になると考えてよいだろう。

ライトビュアーの上にステップウェッジを置き,E-3のjpeg出力の階調設定を-2,-1,0,+1,+2と変えて撮影(写真は上から下にこの順で撮影したもの)。

E-3gamma.jpg少し露光がオーバー目になってしまったが,カーブの差がきちんと出るかどうかなので,これでも良い。

高濃度の部分はかなりノイジーであるから濃度のデータもばらついているのだが,適度に平均を取った。

実はキャリブレーションの根拠が今自分の頭の中で整理出来ていなくて,同時測定時のデータを比較することは特に問題ないが,別ロットのデータを比較する根拠をどうするか考えているところである。
フィルムに露光するとなれば,光源の照度の均一化は難しく,その補正も管理出来ないから,フィルム感度に関する比較は無理だろうと思っている。階調チェック専用ということだけでも使い道はあるだろう。

さて,上の画像から得られた濃度データを取り,普通の表計算ソフト(OpenOfficeOrg)のグラフ機能でデータを補完してそれらしいカーブを描かせてみた。

E-3character.jpg
これは予想をはるかに超えた素晴らしい出来ではなかろーか! 高濃度部分はノイジーなので肩部が暴れているが,カーブ全体としてはしっかり特徴をとらえることが出来て,十分に実用的だ。いや,まともなセンシトメトリーの結果と遜色ないではないか?
スキャナとパソコンでこんな簡単に出来ることをなぜ今まで皆やらなかったのだろー。ちなみにコストはキャリブレートされたステップウェッジ代,数千円である。
一気に楽しくなってきたぉ。

ちなみに,デジカメのレビューで有名なDPreviewの階調を示すカーブは横軸が2を底とした対数(相対EV値)で、縦軸が0-255のピクセル値(リニア)である。これではまともな特性曲線にならない。俺のデータはちゃんと両軸とも常用対数表示のホンモノだ。


かのWestLichtの写真オークションに,1839年のオリジナルなダゲレオタイプカメラが出品されるとな。
推定落札価格は日本円で6千万から8千万とな。マジですか。

手頃な価格?のカメラや写真もいっぱい出てるので春の夜長に楽しめるかも知れん。
 (気が狂いそうになるくらいタノシイカメラのオンパレードです。カメラオブスキュラほしぃ)

ところで今年は初ダゲレオタイプが試せそうです。

特性曲線

| コメント(6)

前からちょっと考えている簡易センシトメトリーだが,スキャナを使って特性曲線を描いてみるところまでたどり着いた。
RolleiのATPやADOXのCMS,そしてリスフィルムなどを使ってなんとかまともな階調にならないかと無駄かもしれない実験をちょぼちょぼしている俺だが,そのためにはセンシトメトリーが必須だ。
いちいち外の景色を撮って,感覚的に硬いの軟らかいのを判断していては駄目だ。カーブを見なければ。

stepwedge.jpg

市販のスキャナと,普通に手に入るソフトを使ってどこまで使えるものが出来るか試してみたかった。今回は実際にフィルムに撮影する前に,ステップウェッジをスキャンして得られた濃度と校正値の濃度との対応を取ってみた。
やはり市販のフラッドベッドスキャナは濃度の高い部分のスキャンは不得意で,濃度が3.0になる前に飽和し始める感じ(エプソンのサイトには最大光学濃度4.0までOKということが書いてあるのだが,あれはやっぱり嘘っぱちじゃないのかな,俺の機械だけがおかしいのかな)。

NIH ImageJを使ってtiffファイル画像のピクセル値(0~65536)と光学濃度との校正をとり,それをもとに特性曲線を描かせてみた。ステップウェッジだからしょうがないのだが,ちょっと荒い。

curvejpg.jpg
脚の部分の微妙な具合などはこれではちょっときつい。データをプロットする手段を考えればもっと使える気もするが。でもコピーフィルムをもっとも軟調にする現像条件などを探すような大雑把なカーブを見るためにはこのままでも使えるだろう。
次は実際のフィルムに露光して試してみるのだぉ。

polaroid.px.jpg

本家ポラロイドも今年中に復活とのことだが,一足先に走っていたImpossibleプロジェクトの第一弾,PX-100とPX-600モノクロフィルムがとうとう発売された。夏にはカラーも発売予定。
ISOでなくASA600と書いてあるのがなんだか嬉しい。

Impossible プロジェクトのサイトを見てさらに驚くのは,前から話題には上ってはいたが,なんとかつてあった8x10,そしてなんと20x24も復活の具体的話! 8x10に関してはすでに製造機を移管し準備を進めているもよう。
20x24が復活すれば,またあのポラロイドおばさんが活躍出来るかも知れない。

しかし,ポラロイドが無くなると聞いた時に誰がこんな復活劇を想像出来たろうか。

DSC_2506.JPG
<PX-100のパッケージ超拡大写真>
日本語も書かれているのが嬉しい。

追加:日テレのニュースでも紹介された。


Canonもいよいよ来るのだろう。JPEAの記事になったとのこと。

ADOX CMS20簡易テスト

| コメント(2)

夕方に少し時間があったので,CMS20を試すために散歩に出た。
このフィルムはテクニカルパンの類の高解像度超微粒子フィルム。昨日試したRollei ATPの仲間だ。
CMS20の推奨現像液は,同社のAdotechという物なのだが,安くないし液の寿命が短い。ケチケチな俺としては既存の汎用現像液でなんとかしたいと思うのだ。
とりあえず今日は例によってロジナールを使ってみる。Massive Dev Chartによると連続階調のためには1:200希釈で20℃ 14-15分とあるのでまずはこれでやってみた。ISOは10。

さて,撮影の方はCMS20とATP1.1とACROSの写りを比較してみたいと思ったので,35mmカメラ3台,比較用に中判1台,そしてデジタルカメラも持っていった。
CMS20とATPは中学生の時から使っているペンタのSLとSPにタクマー55mm, ACROSはCanon F-1に50mmという具合に往年のカメラたちだ。中判はRF645でアクロス,デジタルはE-3。

細かい写りを見たかったので小高い丘に上がってわが街を撮影。昨日のRollei ATPが好印象だっただけに期待をしたのだが,こういう細かい風景は小型カメラはやっぱり苦手なのだな。全体にモワッとしている。なお,ATPを入れたカメラの巻き上げの調子が悪く,撮影できなくなった。ATPの比較は断念。

cms.jpg
ADOX CMS20 階調は非常に硬い。この現像条件ではまだまだ硬すぎ。パソコン上で無理やり軟調にした。このネガでは紙にはまともに焼けないと思う。現像条件の最適化を検討せねばならん。
今日は非常に空気が澄んでいてクリアに晴れていたためコントラストは最大級に高い日である。硬いフィルムには過酷過ぎる条件だ。

acros.jpg
ACROS こちらはほぼストレートでスキャン。

なるべく見た目の階調がおなじになるようにしてみた。この大きさだと画質はほとんど同じに見える。
無理に拡大してみるとその差がわかる。ただレンズが違うので,その差も多少あるに違いない。
やはりCMS20の方が1ランク解像度も高く粒子見えにくい。
 

ちょっと早いが今月の1本。Rollei ATP1.1の試写。
うーん,これはいいね。噂にたがわずちょっと35mmとは思えない写り。中判カメラはもういらんね。撮影が楽しくなる。
レントゲンフィルムのようなブルーベースで爽やかな印象。もっと硬くなるかと思ったけれど,これならパッと見では普通のネガとそう変わらない。気に入っちゃったかもしれんょ。
素晴らしい解像度,粒子はほとんど見えない(クリックするとデカくなる)。

645289.jpg

645296.jpg

645301.jpg

Rodinal 1:300希釈だが,何も心配することは無かった。いずれ普通のフィルムと撮り比べでもして遊んでみよう。

文句を言ってみても気にはなる4/3。

...見落としていたのだが,新しい4/3プレーヤーのハナシも出ていたのだな。

スペインのDSLRマガジンのサイトをGoogleの翻訳で日本語にすると外国語以上にワケが分からないので,英語にしたものを抜粋。

DSLRMZ:
Is it possible to incorporate, before long, new "players", new signatures, the protocol Micro Four Thirds?

OLYMPUS:
"We can not give information about it, but it is currently being carried out negotiations about it."

Note: This is a standard response, we have been receiving from different manufacturers, for this and other similar issues, so it might mean, if "as" no ".
Perhaps it was a personal matter, a little of "wishful thinking", but in the direct gaze of Jeff, we thought we saw a subtle glow of eyes that meant ... “Si”. "Yes."

今までこの手のウワサは飽きるほど上がってきたが,パナソニック以外1つも実現してない。
上の文章からするとまんざらでもないということなのか。富士かシグマかというのは当たり前過ぎだろか。万が一参入するとすればマイクロの方に間違いはないだろな。

...酒飲ませてオフレコの話しがどうのこうのと書いてあるが,なんだかよく分からない。
なお,このインタビューは非常に面白い。オリンパスの関係者が答える表情やその返事の解釈まであーだこうだと書かれている模様。日本の雑誌やネットの記事とは違ってなかなか良いぞスパニッシュ。


サムスンがフルフレームカメラ(おそらくミラーレス)を開発中とか。勢いがあるね。

青空写真市場


青空写真市場。こういう試みはスバラシぃですね。

USTREAMを使って会場からの生中継も。

水道水

| コメント(8)

今のところメーカーの調合済みの粉末や濃縮液を溶いて使っている俺だが,最近おかしなことが起こる。
スカムの発生だ。スカムっていうのは汚水処理の専門用語になってるみたいだが,英語の意味は液体の表面に浮いてくる垢のこと。フィルムの処理中に発生する汚れ,浮遊物を言う。

俺の住んでる地域の水質が変わったのだろうか。今まで水道水で何も問題なく使っていたのだが,数日前から溶いた現像液の中に白いふわふわした浮遊物が気になり始め,普通に使ってるD76やデクトールがモヤモヤになった。フィルムを処理する前の話だからこれをスカムとは言わないかも知れない。
貧乏性だから布で濾して使ったがまたしばらくしたらモヤモヤが出てくるのだ。気持ちわりぃから捨てた。明日また作ってみよう。だめなら精製水でも買ってくるか。

さて,ロジナールによるリスフィルムの現像がうまくいかなかったのは昨日書いたが,曝光したリスフィルムを1:100に希釈したロジナールにしばらく漬けてみたら,まっ茶色になってしまってまともな銀の黒が出ないではないかっ。
同じくロジナールでやろうとしているRollei ATP1.1とADOX CMS20の処理も不安になってきた。なんだか上の水の件もそれに拍車をかける(今両者は撮影中)。
試しに富士のアクロスを曝光したものをロジナールの1:300希釈で30分くらい漬けおきしてみたが,やはりまともな黒が得られず,ブラウンっぽい色になる。そういうもんなのかもしれないが,1:300という希釈で現像されたものはネットで探すとけっこう見つけることが出来るのだ。
300倍希釈なんてほとんど水だから,現像主薬以外の現像促進剤の濃度やpHなんかは現像液の体をなさないくらいめちゃくちゃだと思われ,まともにならないのは当たり前なのかも知れない。

645254.jpg
ACROSをロジナール1:50で処理したもの。黒の色味も良く良好な仕上がり。

Amateur Photographerのインタビューに答えたという記事
田中希美男さんのブログの記事からも,秋頃には出るのは確かなようだ。しかし,やる気がまるで見えてこない。クラシック4/3システムに自信があるなら,PMAやCP+等でなんらかの具体的なカタチをアナウンスするのが普通じゃないかい。ユーザーがあれほどヤキモキしているのだから。
社内でも続けるかどうか意見が分かれているのかも知れない,なんてことをユーザーに想像させてしまうオリンパスは情けなさ過ぎである。
「出すだけ出しとくか」みたいな気持でいたら,クラシック4/3もマイクロもダメになるよ。SONYやサムスンの本気度はかなりのものだと思う。

俺はクラシック4/3が無くなったら悲しいと思うのだが,マイクロ4/3に命をかけるならそれでも良いと思う(もっといい解があるとは思うけど)。問題はオリンパスがハッキリしないことだ。今回の寺田さんの話だってアメリカの1雑誌のインタビューにこそこそっと答えるだけじゃ発表とも明言とも言えない。今の4/3ユーザーの気持を考えたらそう言わざるを得ないのだ。

少なくとも俺には今のオリンパスはその場しのぎの商売をしているようにしか見えない。E-1が出た当初は自社のOMレンズを付けることさえ難色を示した徹底ぶりだった。善し悪しは別として1本筋が通っていた。それが今度のCP+では何だ。レンズバーというアホで恥ずかしいネーミングの出し物で,スタッフがニタニタしてガラスケースの中のライカのレンズをもったいぶって指し示していたではないか! その思想の無さに俺は呆れてオリンパスブースの前を約6秒で通り過ぎたのであった。

追記:CP+の時にスペインのDSLRマガジンというところが日本のオリンパスのお偉いさんにインタービューをした記事が(Google翻訳)。
必ずしも名言はしていない様だが,クラシック4/3カメラは内蔵EVFで,フォトキナあたりに登場しそうだというのが誘導尋問の結果。

リスフィルム

| コメント(4)

FreeStyleで売られているArista II Ortho Lithographicフィルム。グラフィックアーツ用のフィルムだが,その安さはあまりにも魅力的であーる(8x10で一枚60円にも満たない)。
そもそもリスフィルムはリス現像で白黒2値の画像を得るためのものだ。FreeStyleではその用途意外にも連続階調で使えるよ的宣伝をしている。何しろパッケージの表面に堂々と「印画紙用の現像液を薄めて使えば連続階調になるよ」と書いてある。

Kodakのテクニカルパンや富士のミニコピーをPOTAなどの軟調現像液で処理する類と同じだと思われるが,使えるかどうかはやってみないと分からない。
で,APUG等の書き込みを参考にして撮影はISO6,デクトール1:9希釈,20℃ 6分という現像を標準としてやってみた。
出来上がった結果はこれ。何も調整せずにスキャンしたもの。見た目もこれに近い。
硬すぎ。硬すぎだが使えないことはない(紙に焼くとなればちょっと難しいような気がするが)。
645253.jpg

適当にカーブをいじってまともに見えるようにしたのがこれ。デジタル化して遊ぶだけなら何もこまらない。まだ硬いけど。
645251-2.jpg

遠くの小さな家が集まっている部分を拡大してみた。
645252.jpg

左上の空にグレーのつぶつぶがあるのは無理やりトーンを出そうとスキャンを無理したために出たノイズ。フィルムの粒子ではない。3200dpiでスキャンしてもフィルムの粒子は皆無だった。
なお,ベース厚みは普通のシートフィルムのおそらく半分以下。だからフィルムホルダーにセットすると波打つ。ノッチもなく,さらにサイズがやや大きくてフィディリティのフィルムホルダーにぎりぎり入る(遊びがほとんどない)など,扱いにくいのはたしか。
...秘密のプロジェクトにはなんとか使えるかも知れない(イヒヒ)。

Rodinalの超希釈現像も試してみたが,撮影をミスったのか,現像が悪いのか,スヌケだった。また後で試す。
なお,同じ類のRollei ATP1.1とADOXのCMS20もテスト中。

Gigapan Proキター


デジカメでオモロい写真を撮るための安上がりの道具は探せば色々ある。
カメラを細かく動かしてたくさんの写真を撮り,あとでスティッチしてパノラマ写真にする道具として筆頭のGigapan。日本でもだいぶ使う人が多くなって来た模様。
コンパクトデジ用のEpic,デジタル1眼向けのEpic100とがあるのだが,Epic100の方はしばらく品切れが続いていた。俺も欲しくても買えなかったのだ。
ところがどっこいEpic100がひと月前程に供給され始めたと思っていたら,なんとEpic Proがリリースされたではないカッ!
従来の1眼レフ用と謳っていたEpic100だが,ちょっと大きめのデジイチは取り付けられず,大きなレンズも無理だった。今度出たProはそのあたりの対策をしているもよう。より精緻に写せるレンズを付けてGigapan出来るとなれば嬉しいのだ。

ついでに従来のEpic, Epic100も新しくなって登場らしい。どこがどう変わったかまだよく見てないが。Gigapan自慢のスティッチソフトも新バージョンになった(スティッチ時間が3倍から7倍高速になったとある)。

この値段でPENTAX645Dよりも8x10カメラよりも高解像度の写真が撮れるのは画期的なことだぉ! 買うお!
Gigapan Proは4月発売

なお,Macエバンジェリスト(古い?)として有名な大谷和利さんのGigapanの解説ビデオはこちら。その続き

Gigapanに関する俺の以前書いた記事はここここ

Panasonic GH2のウワサ

| コメント(9)

まだ相変わらず新製品のウワサをネットで見て喜んでるレヴェルです。
さて,GH2のウワサ。金属ボディで放熱をケアしないといけないくらい高速な処理ができるモンスターになるのか?という話。オリンパスと違ってこういう中身のある元気なウワサネタが出てくるのが良い。

前からウワサされているようにグローバルシャッターで出てきたらシネマカメラはこの1台に決まりかも知れない。マイクロ4/3に興味があるのではない。むしろその機能で素子をもっと大きくしたのをパナソニックに造って欲しいもんだ。

BENROのフラットになる三脚


CP+で参考出品されたらしいBENROの面白い三脚
これは欲しい。
ビデオのお兄さんは大分手慣れた手つきで非常にテキパキ操作している。初めからあんなにうまくは伸縮出来ないにしろ,扱いやすそうな感じはする。
BENROは当初Gitzoのマネのようだったけれど,だんだんユニークな物を出して来たな。
少し前にとんでもないところがもげちゃうという話をネットで見たが,そういうのも改良されて良くなっていることを願う。

Back to the basic

| コメント(2)

デジカメが普及する以前から写真は世の中に溢れていた。が,デジカメの普及と歩調を合わせるようにインターネットとケータイが普及して,そのおかげで表現する場も広がった。デジカメだけ普及してもインターネットやケータイという見せる場がなかったなら,これほど皆写真を撮らなかったのではないかな。

良いことずくめなのだけれど,写真がどこにでも溢れて新鮮味が無くなったというのは今更言うことでもない。街を歩けば写真,動画。人に会えばケータイで写真、動画。ネットを見れば写真,動画,個人のブログには似たり寄ったりの写真で溢れてる。

写真のはじまり物語 安友志乃著 によればダゲレオタイプの発明をアメリカで最初に報じた新聞記事のくだりは注目に値する。
まだ世の中ではダゲール以外に「写真」というものの存在を誰も知らないわけで,知らない記者がそのわけのわからないモノを何も知らない読者に言葉で伝えることの可笑しさと真剣さとドキドキ感が入り交じった状況をうまく伝えてくれている。

写真や動く絵が当たり前になって久しい今の世の中で,ドキドキする気持ちを思い起こさせる写真や動画を見つけるのは大変だ。ましてそれを自分でやるとなれば...。
そのためには「中身」で感じさせるのが正当な方法なのだろうが,その感性を持たない俺は「手法」で自分自信がまず楽しんでやろうと思っている。そのための方法は自分の手で1から弄ることの出来るシンプルな手法が最も感動的なのに決まっている。
写真のはじまりにBack to the basicしてみる必要があると思った。

Lumen Print

| コメント(2)

以前に試した「印画紙にモノを置いて太陽光にさらし,定着だけする」方法はLumen Printと言うんだよとFlickrでコメントをもらった。Lumenとはラテン語の「昼光」という意味で光束の単位であるルーメンのことだ。俺がなんとなく思いついたものはやはり先人がすでに試しているものだった(^^;)

上のリンクにもあるように,期限切れのなるべく古い紙が良いらしい。特に温黒調のバライタが趣きある色を出すという。俺のとっておきForteのwarm toneを使ってみるか。

さて,フィルムを中心としたお遊びシリーズは振り返ってみれば,モノクロフィルムの3色分解によるカラー化,上のLumen Print,曝光済みのフィルムでの撮影(Lumen Printのフィルム版),バックコーティングの剥離,35mmフィルム並べて大判...など手軽に出来るものだが,なかなか斬新で面白い結果が得られるものだ。
こういうアイディアはまだ湧いて来る。とっておきのが1つあって,それが秋の8x10なカメラの仲間たち展に参加出来て出せたら嬉しいのだが。

デジタルカメラにはデジタルでしか出来ないオモロいことやってもらって,フィルムにはフィルムしか出来ない楽しみを見つけたいのだ。

ねこ


奥さんに誘われて三越でやってる岩合さんのねこ写真展を見に行った。岩合さんのトークの時間を狙って行ったせいもあるのだが,異常な混雑ぶり。
写真展で芋洗い状態になるとは思わなんだ。写真の点数はかなりあり,素晴らしく良かったのだが,あまりの人の多さにその1/10も見ずに嫌になって出てきてしまった。もったいね。
帰りにヨドバシによってカラーフィルムやらデクトールやらをしこたま買った。

フィルム来た

| コメント(8)

やっと届いた。今回は色々遊んでみるためのフィルムを入手。真剣に遊ぶのだ。
A3135432.JPG

35mm row

| コメント(14)

丹沢山系のふもとの街,秦野市。

hadano35row.jpg

少し大きいサイズはこちら
 サイドプリントを見ると,上から2枚目がひっくり返ってしまった。

CP+ その他

| コメント(4)

PENTAX645を見たあと早足に会場を一巡。大手のブースはだいたいつまらないと相場が決まっている。が富士とSONYだけさらりと見てみた。
今更だが富士の3Dカメラの画像を初めて大きなディスプレイで見てみた。小型の3Dカメラというだけで画期的だから評価は高いのだが,ディスプレイで見る絵はまだまだだな。まず遠近感を誇張しすぎ。あれでは近いものと遠いものを交互に見るたびにかなり目が疲れて頭が痛くなっちゃいそう。一昔前の「ほーら飛び出すだろー」的3Dの時代じゃないのだから,もっと上品に広がり感のある3Dを伝えて欲しいものだ。
画像自体のクオリティもあまり高くない。静止画で立体画像を見せるにはまだまだ問題が山積だと思った。昔ながらの2眼ビュアーで見るのが一番綺麗で感動的なのだ。電気の力でそれを超えねばならないのだから大変だな,カメラ屋さん。

シルバーが出たGF670も初めて手に撮ってみたけれど,安っぽい! カメラ屋でガラスケースの中に入っているのを見たときは高級感あるかもと思っていたのだが,一気に萎えた。

SONYではミラーレスのモックアップがくるくる廻っていた。


大手のブースを足早に去り,小さなところをちょっとだけ。
まず嬉しかったのが昔「ハイトリ紙」でお世話になったカモ井加工紙。18%グレーのパーマセルテープもどきを出したという話を聞いていたのだが,それに会えた。
000_0417.JPG

次,今回最も収穫だったのが韓国のPhoto Clam。アルカスイスタイプのボールヘッドのメーカー。
まだ日本には未進出なのだが,非常に良い製品だと思った。俺は同じ韓国のMarkinsを重宝して使っているが,見た感じではそれと同等の非常に良い出来。Markinsとは何の関係もないとのこと。

ブースのお姉さんに「同じ韓国のMarkins使ってるんだ」と言っみたら,指で×印してToo expensiveと言っていた(^^;) Markinsでも十分安いのだが,たしかにここのはそれより安い模様。
今日本の代理店を探しているらしいが,買う側としては今時直接ネットで買った方が安いに決まってるから困ることはない。ちなみにMultiflexというx−y軸で動くタイプのヘッドは欲しい。

なお,日本ではボールヘッドと言えば梅本やKTSのもの,ジッツォやマンフロットなどの独自のものが人気の様だが,アルカスイスタイプのプレートを使うシステムの方が自由度が高くてどこのメーカのも互換性があり便利だと俺は思う。なぜ日本のメーカーは作らないのだろうか。ライセンスの問題? 真似したくないから?

近寄って撮ったのがボケボケだった。


小さな企業がもっと面白いものを出してることを期待したのだが,あまり「おっ」と思うようなものがなかった。平日のはやい時間だったからかも知れないが,今ひとつ活気が無い。
大手のブースのイベントは相も変わらずクダランなぁ。

PENTAX 645D CP+で

| コメント(8)

645Dを触ってきました。思ったより軽い。ファインダーはクリアで見やすい。AFなんていらね。手で合わせた方が速い。
田中希美男さんと開発者のトークを聞いてきた。「ターゲットは風景を撮影するハイアマチュア向け」とはっきり言ってた。
ご存知のようにローパスフィルター非搭載(コストダウンと思われ)だが自然の風景ならモアレが出ないとと言っていた。逆に言うと人工物(ビルや洋服の模様など)を撮る用途だと後処理が大変なのか。画素ピッチが大きいからそれほどでないのかも知れない。





645D

| コメント(10)

一気に現実に! 
レンズ持ってたら安い買い物だ!
明日見てくるぉ

 デジカメWatch記事

今まで何度もデジタルカメラにはデジタルカメラらしいカメラを期待していると書いた。
そういうカメラはコンパクトデジからやってくる。今度は富士からちょっとだけ進化したのが出た。
5軸のブレ補正,高速度撮影だ。
特に1回のシャッターで実は5枚高速に撮影し,その中の動いている部分だけを検知してそれをさっぴいてしまう「動体キャンセル機能」が斬新だ。なるほどと思った。それ以外にもソニーでいうスウィングパノラマや,シャッター半押しで常に連射をし続け,全押しでその前後の数コマを記録する機能など,デジタルでしか出来ない機能が満載。

こういう機能はフィルムでは逆立ちしても出来ないことだから歓迎したいのだが,冷静になって作品を作るのに必要かと言われれば,俺の場合「別に..」と答えるしかないかもだ。

Hero, the movie

| コメント(8)

おお"空"見よのsa55さんのところで紹介されているのをやってみた。



tackfilm ←自分でつくるにはこの画面の最後で画像を指定。

FWA(Favourite Website Awards)には超クールなサイト(主にFlashを駆使したものか)が集められていることよ!
しばらく飽きなさそう。

4/3Rumorsに集められているG2のタッチスクリーンの動画を見せてもらった。
ちょっと未来的だね。触った場所にフォーカスするというインターフェイスは理想の1つだ。視線入力の方がもっといいけど。これからこの手のインターフェイスが一気に広まるのだろう。電気屋の面目躍如。

いつものように悪口を書くと,とにかくめんどくさそう。
色々出来て便利なのだろうが,その機能が多すぎてじじぃには煩わしい。がんばって使って手になじんだとしても,1週間使わなかったら忘れてしまって迷うこと確実だ。インターフェイスを簡単にするインターフェイスが必要。
イザというとき一瞬にして絞り,シャッター速度,フォーカス操作のみの50年代1眼レフカメラになるボタンがあれば嬉しい。

フリーのMac用HDRソフト


老舗のPhotomatixHDR PhotoStudioがあるが,やたらパラメータが多くてワケが分からん...という人におすすめのフリーのHDRソフトを見つけた。HDRist
複数の露光の写真をウインドウに放り込んで,スライダー1つを調整するだけ。
もっと良いのは1枚の写真からなんちゃってHDRをつくることが出来る。
真面目に取り組めば奥の深いHDRだが,お遊びならこれで十分だぉ。

今頃知ったのだが,Ektarのシートフィルムが4月から発売になるのだなっ!
国内の某メーカーが大判や120サイズを無くす中,これは嬉しい話だ。この英断に応えるべく使ってやろうじゃないかっ。
ektar100choices-336x265.jpg

どなたかのつぶやきで知りました。
素晴らしいですねその2デジタルやフィルムや動画の切り出しとかはどうでも良い。

フィルムで遊ぶ道具がぞくぞく届いてます(遊ぶと言っても本気なんだぞ)。
ロジナールを頼んだらR09 one shotという名前の現像液が届いた。ADOXではADONALという名称でロジナールと同じ処方の液を出している。
なんでもロジナールは溶解済みの濃縮現像液として世界で初めて売り出された液らしい。ADOXのCMS20やRolleiのATPを使ってみようと思っている。

A3065428.JPG

校正されたステップウェッジ(Stouffer)も届いた。濃度計のかわりにスキャナを用いて簡易センシトメトリーが出来ないかと考えていたが,思ったより簡単に実現出来そうなことが分かった。そこそこ実用になるようなら今後レポートしてみる予定。

フィルムで色々やるべきことは死ぬほどあるっ!!

ACROS AURA

| コメント(2)

FotokemikaのefkeにIR820 AURAというフィルムがある(MACOにも同じようなのがあってどちらかのOEMなのかも知れない)。普通はバック面に塗ってあるアンチハレーションの染料をこのAURAでは省略したもので,IRのスノー効果とあいまってそのオーラの雰囲気はかなりインパクトのある仕上がりとなる。Flickrで探すと素晴らしいのが見られる。

緑が萌える季節になったらぜひこのフィルムを使ってみたいと思っているのだが,常用フィルムであるACROSでも出来ないかと思って試してみた。
撮影前のフィルムを水洗してバック面を落としてしまう。リールに巻いて現像タンクに入れ,強く撹拌しながら5,6回水を替えてほとんど着色しない水が出るようになったら終了(本当はアルカリ性の液に付けるのが良いのだろうが)。
十分乾燥して再び遮光紙と共に巻いてカメラにセット(普通多くのモノクロフィルムではバック面に塗布しているのは120サイズとシートだけ。135は乳剤面側にアンチハレーション層がある?と思われるので洗ってもダメ)。

AURA効果を期待して昼間の白く輝く小学校の校舎を撮ってみたが,効果は強くは現れなかった。残念。もっと大胆に露光量を増やさないとダメだな。
天体撮影等で周囲が暗いところにもってきて,点光源に近い強烈な光源のあるところなどでハレーションが顕著に出る。...となれば夜景だな。こんど準備して狙ってみよう。

645224-1.jpg

この桜の木は小学校の校庭のど真ん中に鎮座している樹齢120年位のtwin老木。毎年樹木医に見てもらっているようだが,今年はだいぶ枝が落とされ,次第に元気がなくなってきている。少し寂しいのだけれどがんばれ。またもうじき楽しませておくれ。

Kiss X4

| コメント(18)

多くのカメラ好き(写真好きではない)が以前から感じている事だと思うが,新しい製品の下克上。ころころ出る新機種。
キャノンの新しいカメラはこれ極まれりという感じだ(デジカメinfoの情報を見る限り)。が,面白くもなんともない。

市場が成熟し,新しいデジタル一眼やコンパクトデジカメに食傷となって久しいが,新たな方向はまだ見えてこない。フィルムの時代からカメラオタクは居たが,デジタルの時代になってさらに盛り上がったオタクたちもさすがに飽きて来たと思われる。

写真はカメラではなく,写真を撮ること,そして作品そのものに価値があるというアタリマエのことにシフトした人,そして初めからそれしかしていなかった人にとっては「何をいまさら」というところだろう。

徹底的に悲観した見方をすると,日本を中心としたカメラオタク文化産業は,メーカーもユーザーも一体になってフィルムを潰し,さらにはデジタルカメラをも潰しつつあるのである! そういう文化に加担して来た俺は大いに反省せねばならんと思うのでR。

うわさのNOKTOR

| コメント(2)

うわさのマイクロ4/3用の超ハイスピードレンズNoktor 50mm F0.95がいよいよ発売になるもよう。NeoNさんのところで知りました。
写真家Steve Huff氏のレポート予告が4/3Rumorsで紹介されいたので行ってみた。
シャープさやコントラストはライカのノクチルックスとは比べてはいけないとあるが(いやいや実はサンプルを見るとなかなか凄いようだが),1/10以下の値段で同じ明るさのレンズが手にはいるのだから贅沢は言えないのだ。

Cマウントのレンズでこのレンズと同じように明るいレンズはけっこう沢山あるのだが,中古品をebayを漁って探すのも大変。マイクロ4/3のマウントが付いて新品のレンズが買えるということは嬉しいことだ。
2週間後に詳細のレポートをするというので楽しみにしたい。

紹介されているビデオを見ると,とても小さくて軽そう。絞りは昔のレンズ然としたクリックのないタイプだ。このレンズ,もへさんに教えていただいた通り,八雲のCマウントレンズに違いなく,シネカメラや業務用のカメラ(監視用か)に用いられるレンズだ。Cマウント用のくせにイメージサークルが広く4/3にも転用出来た。

この1インチC型というカメラ用のレンズはFujinonやKowa,Pentaxなどから沢山出ていて,焦点距離とF値だけ見るとそれはもう魅惑的なレンズばかり揃っている。4/3にはイメージサークルが足りないのも多いと思われるし,マウントを改造しただけでは付かないレンズがかなりあると思われるが,今風のズームレンズなど求めなければ,技術的にマイクロ4/3に合うようなオモロイ単焦点のレンズはいくらでも造ることが出来ると言う一つの証でなかろーか。
イメージサークルがAPS-Cより小さいミラーレスシステムとして,そこがマイクロ4/3のアドバンテージかもしれず,オリンパスはそれを攻めれば面白くなるのではないか。
つまり100年前から俺たちが言っているように小さな単焦点レンズを出せってことだ(オートフォーカスでなくていいんだよ,思い切ってみ)。
ノスタルジーなデザインが得意なE-P1にノスタルジーな鉄のカタマリなマニュアルフォーカスレンズなんてピッタリじゃないかい。オリンパスよっ

フィルムで遊ぶ2

| コメント(6)

フィルムで遊ぶネタはいっぱいあって,それを少しずつ試しては自分のサイトにアップするのだが,やっぱりフィルムで撮ったものは現物でないと話にならんと思うのでR。
いくらネットが便利になってもこればっかりは駄目だのぉ。 
 arata 48歳,最近そのことでイライラする。

フィルムで遊ぶ

| コメント(4)

フィルムで遊ぶネタを色々考えている(遊ぶと言ってはいるが実はかなり本気なのでR)。
その中の一つ。
フィルムの面積が大きくなればなるほど面白いのが,ピンホールの類。前からゾーンプレートやゾーンシーブに興味があったのだ。昨日ちょっと勉強した。

ネットに上がっている先人たちの作例を見ると一見ゾーンプレートはピンホールよりもピントが甘い印象をうけるが,実はこちらの方がピントの芯は数段はっきりしているということが分かった。回折して焦点以外のところに結像してしまった成分がハロやフレアーとなってコントラストを低下させているだけで本来のピントはゾーンを増やすほど理屈ではシャープになる。一昔前に一世を風靡したデビットハミルトンのような写真と思えばいいかの。

関心のあるのが,どこまで広角の写真が撮れるかだ。ゾーンプレートは計算上はあまり広角になると像を結ばなそう。ピンホールはその素材の厚みに依存しそう。ピンホールをフィルムに焼いて作れば解決するのだろうか。

ゾーンプレートをネットで探すとまず出てくるのがMotohiko Takedaさんのページ。実際にゾーンプレートを作るのに役立つのは例えばこのZone plete Generator
超々広角の4x5ピンホールカメラの市販品は中国のZero Imageの4x5システムを使えば25mmが実現出来るようだ。これは135換算で7mm前後というトンデモナイ広角になる。もちろん周辺減光は恐ろしく激しいと思われる。
ただこれを買って撮るだけではたぶん直ぐに飽きると思われるので,自分の手でゾーンプレートカメラを作らねばならん。

なお,市販のピンホールやゾーンプレート,ゾーンシーブはドイツのSkinkというところが精度の良さそうなモノを販売している。ebayで買える。
市販品を買うのは悔しいのだが60mmゾーンシーブなどは参考にするために手に入れてみるかも知れない。目標は当然バイテンでHypergon60mm以上の広角を実現することだっ!?

GF670

| コメント(7)

前に書いたが,最近北米でもFujiのブランドで売り出したGF670。日本で余っているのか。
新宿西口のヨドバシに置いてあった販促DVDをもらってきた。だいぶ前に作られ配布されていた模様。
A3015424.jpg

写真家の菊池隆さんが延々としゃべっているようだ。この方はフィルム販売店の富士のコーナーのビデオでフィルムの使い方を講義していておなじみ。
内容は初心者向け。この値段のものを初心者に売ろうとしているのだから,苦しいのがよくわかる。確かにフィルムサイズの大きいカメラはある程度お金と時間に余裕のある人達(じじぃ)の間に静かなブームになっているのだろう。
富士から中判フィルムカメラが出るとウワサされた当時,もっと安くして若い層に広めれば面白いと思ったものだったが,富士はそういう作戦はとらなかかった。だからフィルム中判カメラの位置づけは昔と何も変わっていないのだと俺は勝手に思っている。

俺は...

男,49歳,ここは俺のカメラ趣味のブログ。
「え,まだカメラの機種にこだわってんの?」

このブログはクローズし,新たに俺のカメラ趣味2を開設。毎日記事書いてる!

Flickr

www.flickr.com
Powered by Movable Type 4.26

Twitter


フィルムを月に1本使うの会

Link


  • 本物の塾より分かりやすいかもしれないネット塾→>オンライン数学塾
  • aranjp.png

  • アラン先生のCD+本:しゃべって動く解説CD付き参考書です。
  • koko.jpg

  • アラン先生on Twitter
  • アラン先生の高校数学の参考書

    BlogPeople

    Counter

    2011年11月

        1 2 3 4 5
    6 7 8 9 10 11 12
    13 14 15 16 17 18 19
    20 21 22 23 24 25 26
    27 28 29 30