特性曲線

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前からちょっと考えている簡易センシトメトリーだが,スキャナを使って特性曲線を描いてみるところまでたどり着いた。
RolleiのATPやADOXのCMS,そしてリスフィルムなどを使ってなんとかまともな階調にならないかと無駄かもしれない実験をちょぼちょぼしている俺だが,そのためにはセンシトメトリーが必須だ。
いちいち外の景色を撮って,感覚的に硬いの軟らかいのを判断していては駄目だ。カーブを見なければ。

stepwedge.jpg

市販のスキャナと,普通に手に入るソフトを使ってどこまで使えるものが出来るか試してみたかった。今回は実際にフィルムに撮影する前に,ステップウェッジをスキャンして得られた濃度と校正値の濃度との対応を取ってみた。
やはり市販のフラッドベッドスキャナは濃度の高い部分のスキャンは不得意で,濃度が3.0になる前に飽和し始める感じ(エプソンのサイトには最大光学濃度4.0までOKということが書いてあるのだが,あれはやっぱり嘘っぱちじゃないのかな,俺の機械だけがおかしいのかな)。

NIH ImageJを使ってtiffファイル画像のピクセル値(0~65536)と光学濃度との校正をとり,それをもとに特性曲線を描かせてみた。ステップウェッジだからしょうがないのだが,ちょっと荒い。

curvejpg.jpg
脚の部分の微妙な具合などはこれではちょっときつい。データをプロットする手段を考えればもっと使える気もするが。でもコピーフィルムをもっとも軟調にする現像条件などを探すような大雑把なカーブを見るためにはこのままでも使えるだろう。
次は実際のフィルムに露光して試してみるのだぉ。

コメント(6)

すばらしい!
おおよそがつかめれば良いでしょう。
低感度でダブルガンマのフィルムが見つかると良いですね。

なんとか実用になるようにしたいと思います。
諸先輩のノウハウが既にいっぱいあるのだと思うのですが,身近な道具で試せるなら自分でもやってみたいと思います。
ダブルガンマはトライXのちょっと脚が切れたような感じのですか。

初めまして。ATPを検索していて辿り着きました。過去logも凄い面白いお話しばかりでとても勉強になりました。これから少しづつ読み進みたいです。僕はATPがイマイチ思ったようにいかなくて、以前使っていたHR2のような精細感が出てきません。何が理由なのかまだ全然分からず…。ATPの使い方のアップを期待します!宜しくお願いします。

ダブルガンマの優等生はパナトミックXと言われています。直線的なカーブではなく中間からハイライトにかけてカーブが少し寝るパターンです。こうすることで全体にヌケが良い絵になりハイライトにも質感が残ります。気をつけなければならないのはハイエストライトをしっかり残すことです。すべて焼き込んで質感を出してしまうと眠くなり立体感もなくなります。残念ながらこのような状態になっている写真が少なくありません。理想はストレートプリントで良質な絵が作れるネガを作ることです。これにはダブルガンマである必要があります。プリントが未熟であることを自分のテイストと言ってる写真家に喝を入れるためにもセンシトメトリーをしっかりおさえて下さい。

hiroさん,はじめまして。
何も分からず,適当なことをほざいているだけですので適当に御覧下さい。
ATPの使い方を他人様にお話出来るほどのことは出来ませんが,ひとりごとのように書くことはあるかもしれません(^^;)

hiroさんという方は何人かいらっしゃるのでわからなくなっちゃうかも(^^)

ありがとうございます。パナトミックXですか,了解です。プリントをろくにしない私にはもったいなお話ですが,ぼちぼちプリントの勉強はしていきますので参考になります。
写真を一つの側面から見れば,入力される光の強度と出力される黒白のレベルを対応させる「関数」でしかないわけですから,その関数の形=グラフを見ずに感覚だけで話しをするのは片手落ちだというものです。

ところでパナトミックX,まだ航空用のフィルムとして残っているのですね。同じ乳剤かどうかは分かりませんが。
http://www.kodak.com/eknec/PageQuerier.jhtml?pq-path=4007&pq-locale=ja_JP

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