特殊なカメラの最近のブログ記事

Nikon DSC425

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Nikon Rumorsで見かけたのだが,こんなデジタルカメラがあったのだな。DSC425
世界で唯一の水中一眼レフフィルムカメラ Nikonos RSとクリソツのデザイン。米ebayに出品されていたものをスペインの人が買ったそう。コダックが米軍向けに作った模様。
内部は手作りのような仕上がり。おもしろいなぁ。

dcs425_front.jpg

Gigapan Proキター


デジカメでオモロい写真を撮るための安上がりの道具は探せば色々ある。
カメラを細かく動かしてたくさんの写真を撮り,あとでスティッチしてパノラマ写真にする道具として筆頭のGigapan。日本でもだいぶ使う人が多くなって来た模様。
コンパクトデジ用のEpic,デジタル1眼向けのEpic100とがあるのだが,Epic100の方はしばらく品切れが続いていた。俺も欲しくても買えなかったのだ。
ところがどっこいEpic100がひと月前程に供給され始めたと思っていたら,なんとEpic Proがリリースされたではないカッ!
従来の1眼レフ用と謳っていたEpic100だが,ちょっと大きめのデジイチは取り付けられず,大きなレンズも無理だった。今度出たProはそのあたりの対策をしているもよう。より精緻に写せるレンズを付けてGigapan出来るとなれば嬉しいのだ。

ついでに従来のEpic, Epic100も新しくなって登場らしい。どこがどう変わったかまだよく見てないが。Gigapan自慢のスティッチソフトも新バージョンになった(スティッチ時間が3倍から7倍高速になったとある)。

この値段でPENTAX645Dよりも8x10カメラよりも高解像度の写真が撮れるのは画期的なことだぉ! 買うお!
Gigapan Proは4月発売

なお,Macエバンジェリスト(古い?)として有名な大谷和利さんのGigapanの解説ビデオはこちら。その続き

Gigapanに関する俺の以前書いた記事はここここ

フィルムカメラに惚れ込んで,とうとう自分で中判のカメラをつくってしまった星烏さん。
氏からエッセイが届きました。市販品かと見紛うばかりのメカニックで精緻なつくり。機械屋さんの面目躍如。

UV, IRなど

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たまたま見かけたPhotography of the Invisible Worldというブログで、NikonのD80やD200で使われているCCDの分光特性のチャートが掲載されていた。Journal of Archaeological Scienceという学術雑誌の論文からの抜粋らしいが(...ところで近紫外線航空考古学なんていう分野があるのだな)、このセンサーは紫外線部分にわずかに、そして赤外線部分にはRチャンネルはもとよりG,Bチャンネルでもかなりの感度を持っているもよう。

俺が赤外カメラとして使ってるD70のセンサーの分光特性が分からないから比較出来ないが、このチャートから判断するとD80やD200はホットミラーを除去してしまえば、比較的超波長のIRフィルター(たとえば720nmくらい)を付けてもFalse Colorが楽しめるのかもしれない(D70と同じなのかもしれないが)。

そしてこのブログの主が作成したマクロレンズのデータベース。古いレンズが中心のようだが、特殊用途としてまとめられているUVレンズ等が非常に興味深い。昔は旭光学のTakumarなどもUVレンズを出していたと聞いた事はあったが、その詳細がこれで分かる。比較的容易に入手出来る有名なNikonのUVレンズはもちろんのこと、他にも色々ある(あった)のだな。

前にGigapanについて書いたが(1, 2),それとほぼ同じシステムで撮られ,処理されているのではと思われるサイトがSteve's DIGICAMで紹介されていた。Gigapixel Dresden.de.

400mmレンズを付けたEOS5D mkIIで3時間以上かけてパノラマ撮影されたものらしい。26giga pixelは現時点で世界最高だと言っている(...俺はそう簡単には言えないのでは?と思ってるが)。
ブラウザでズームインアウト出来るこのインターフェイスが,Gigapanのそれとかなりクリソツであるがスバラシイ。

そしてそれ以上にスバラシイと思ったのがプラハのテレビ塔から撮影されたというQuickTime VR風360°のギガピクセル写真。うまく操作しないとグルングルン回っちゃって落ち着かないが,写真のクオリティは相当高い。
この360°citiesには沢山のパノラマ写真が集められてる。フルスクリーンモードで見ると目眩を起こしそうな写真のオンパレードだっ!

一昔前,映画ブレードランナーで見た写真を所望のサイズにズームアップするあのシーンがとうとう現実のものになった。俺もGigapanシステムを手に入れなければならないのだが,人気のためかEPIC100の方は現在品切れなのでR。

 ...となればあの方法しかないな..

追記:360°citiesにあった天蓋の中..が強烈によいです(^^;) ぜひフルスクリーンで。

スチルカメラでじっくり撮りたい俺たちに、イラネー動画の機能なんかが入っちゃって、まったく余計なところに金を払わされている昨今のデジカメだが。
そういえば、来年は3Dの年だと騒がれていて、パナソニックやソニーが必死になっている。液晶テレビで韓国にやられちゃってる日本のメーカーは巻き返しで必死だ。記録、画像処理、再生と一朝一夕では出来ない一連のシステムを完成させて、再び世界をリードしたい模様。
その3Dはプロの世界のシネマカメラや上映システム、そして画像ソフトを見るディスプレイ(テレビ)の話のことだろうとぼんやり認識していたのだが、俺たちの使う普通のカメラも3Dという邪魔な物が入って来る危険にさらされている訳なのだ。

そう言えば富士のコンパクトカメラの3Dシステムがあった。すっかり忘れていたのだが、あの機能がいわゆる一眼レフにも入って来る時代が来るのだろう。一本のレンズに工夫をすれば見た目は今のカメラと何も変わらずに3Dで撮れる機能が入るだろう。案の定、SONYがαで3Dカメラをやるという話だ。となればパナソニックもマイクロ4/3ですでに開発を進めているかもだ。

実は3D ステレオ写真は大好きなのだが、それは自分であれこれ工夫して撮って、それを自分ひとりで部屋の片隅でちまちまとビューアー覗いてワクワクするのが楽しい訳であって、大メーカーが作った立派な装置でギラギラの3D映画作品を見てもきっと一瞬で飽きるに違いないと思っている。
そう、前にも書いたように5.1chサラウンドなんて無くても、昔ながらの2chで立派に360度音場の広がりを感じる機能を人は持っているし、1枚の静止画から豊かな立体感を感じる機能も持っているのだ。
それを知っている俺たち世代は良いのだが、これから現れるであろう強制的な装置によって子供達の3D感覚が麻痺してしまうのではないかと危惧しているのでR。
だいたい人間は1つのものを2つの目で見て立体を感じる。今の強制的3D技術は2つのモノを2つの目で見る。明らかに不自然だ。...そういう生理的な影響も十分研究されているとは聞くが。

さて、そうは言っても3Dは楽しい。実は裸眼で見られるディスプレイが早く普通に買えるようになってほしいと思っているのでR。
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そんなニュースを気にしながら、DPreviewのCharllenge of Challenges2009を見てみた。
スライドショーボタンを押し、フルスクリーンモードにしてすばらしい作品を見ながら投票する。平面静止画の世界の豊かさよ。居ながらにしてギャラリーを訪れているような感覚。バーチャルだけど、インターネットは便利だな。
それにしてもくっきりハイコントラスト、超高彩度の写真が多すぎ。ギンギンに加工してるのか。
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LifePixel

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赤外線カメラ等への改造でおなじみのLifePixelだが、最近サイトがリニューアルされた。
同時に赤外改造に新たなメニューが加わった。
Super Color Infraredと銘打っているが、要するにカットオフの波長を短波長側にずらし、可視光をより取り込むことによってカラー情報を得ようというもの。その波長は590nmとなっておりいわゆる赤フィルターだ。
さすがにその写真の仕上がりは素晴らしくFalse Colorである。これをベースにしてもっと面白い表現が出来る可能性も高い。

さて、こんどこの手の改造をするとすれば、やはりUVIR化だな。つまり撮像素子の前のホットミラー(紫外赤外カット+ローパスフィルタ)を取除くだけ。あとは自分でレンズ前に所望の波長をカットするフィルターを付ける方が自由度が高い。例えば上のような590nm程度のフィルターなら真っ赤だけれどもレンズを通してファインダー像が見れるし、ピントも合わせられる(赤外マークによる補正は必要だけど)。それ以上の波長のフィルターをレンズ前につけるとファインダーが真っ暗になっちゃうので、真のIR写真撮るならばやはり素子前に付けないと実用的でない。

ホットミラー除去だけならLifePixelに送らなくても国内の業者が安価にやってくれる。腕に覚えのある人なら自分でもできちゃう。ただ撮像素子前に代替のガラスがないとレンズ交換の度に素子モロだしだから恐い。UVもIRも透過する代替のガラスはけっこう高い。

なお、ホットミラーのないデジカメの代表、LeicaのM8を用いて単なるデジタルIRを超えた深い表現をしていらっしゃる澤村徹さんの写真展は明日見に行ってみようと思うのでR。

何度かこのブログにも取り上げさせていただいているraspyさんの自作スキャナカメラ。
先日行われた学研 大人の科学のイベントで、開発/制作したご本人による説明を聞くことが出来ました。

このスキャナカメラの発案は、なんとこの俺のブログのGigapanカメラの記事に関係がある。ここでのraspyさんのコメントそのものが発案の瞬間の記録!
アホな俺は初めraspyさんの真意に気付かず、DOFアダプターのようなピントグラス面に写る像をスキャンするのだと勘違いし、ピント外れのコメントを書いています(^^;)

さて、このヒラメキ自体が素晴らしいのだか、たとえそれがあったとしてもそのままにしてしまうのが凡人。raspyさんはそこからが違う。彼のブログを興味深く見ていたが、あれよあれよと言う間に組み立てて現実のモノにしてしまった。
一番初めの写りはトイデジカメ程度だったが、さまざまな紆余曲折を経て完成が近づくにつれ、その画質はある意味で最新のデジタル一眼を凌駕するレベルになっていたのであった。

途中あまり気にする人はいなかったようだが、ある日アメリカのGizmodoに取り上げられるや、もの凄い注目度。海外からの問い合わせが相次いだという。彼らはユニークな発想を尊重する気質があるのだろう。今やこれを真似て制作に取りかかっている人も何人かいると聞く。
制作過程、その撮影結果はraspyさんのブログやFlickrなどで見ることが出来るのはご存知の方も多いと思う。

さて、そのご本人による初心者にも分かりやすい説明。技術屋さんらしく誠実なお人柄もしのばれます。


続き


スキャン中にピントを動かすとフォーカス面を調整出来るという話が面白い。また実際にセンサーの動く平面をレンズの光軸に対して傾けられる様にメカを組めば大判写真と同じ様に、形を変えるアオリも出来ることになる。オモロい。

先日お台場の東京カルチャーカルチャーで行われた学研の大人の科学2眼レフイベントの第2部。
ギガピクセルカメラの世界と題して、Gigapanスキャナカメラが取り上げられた。大変有意義なお話を聞かせてもらった。
今、Gigapanのサイトに行ってみたら大谷さんが撮影したその夜の会場写真がアップされていたではないか!
1枚目2枚目この中に俺も奥さんもraspyさんも写ってる。

この超ローコストにギガピクセル写真を実現するGigapanシステム、会場で大谷さんがその意義を次のように解説なさっていた。

(1)グローバルコネクションプロジェクト
 超高密度パノラマ写真を ローコストで実現することが出来る。高価なカメラ不要でだれでも、どんな田舎でも貴重な記録を残せるチャンスが拡大する。

(2)イメージによるタイムカプセル
 以前に「引いた画」という書き込みで南伸坊さんの言葉を引用したが、まさしくそのことだ。いやこれはもっと高尚で、歴史を残すということにもなるのである。
今はさもない写真が、時間の経過とともに貴重になる。写真には撮影者の意図にない価値があるということを積極的に利用しようというものだ。
詳しい解説はご本人のお話を...


続き


またこのあとスキャナカメラ編も掲載する予定。

ところでこのような素晴らしいGigapanだ。クダラナイ今時のデジカメに一喜一憂していないで、こういう変わったシステムをを手に入れなければならない。そこらの新しいカメラに買い替えたって、撮れるものは何も変わらないんだから!

学研の大人の科学ふろくのおもちゃ二眼レフのイベントがあります
なんとスキャナカメラ開発のraspyさんにご招待いただきました。わーい!

最大のみどころは、やはりraspyさんのスキャナカメラの実物が見れて、本人のお話が聞けること。なんと言ってもそのコロンブスの卵的発想が希有だったことと、そのアイディアをモノにしてしまった実践力が素晴らしいのです。デジタルの世界にもまだまだ自分でなんとかする道があるものですね!

それから前にネットで調べた驚異のギガピクセル画像を超ローコストで実現するGigapan systemをMacエバンジェリストである大谷和利さんが紹介するコーナーもあるもよう。これも期待!
これ、話のネタに面白いから手に入れようと思ってたのに、すっかり忘れていた!

大人の科学

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毎度魅惑的なふろくでおなじみの学研の大人の科学ですが、今回は2眼レフだそうです。
ちゃんと上からのぞくようになっていて、それらしいファインダー像が見られるもよう。
かつてのふろくであったピンホールカメラからだいぶ進歩した(^^) すばらしい。

なお、本冊の記事にはあのスキャナカメラで有名なraspyさんの記事が出てるそうです。
すごいです! まだスキャナカメラの画像を見てない方は一度見た方がいい。

本当は夏まっさかりが最適だったのだが、その時期にIR写真を撮るのを忘れていた。
ここのところ思い出した様に、出かける度に持ち出している。

DSC_0134.jpeg
今日は曇り空だったので、RedとBlueのチャンネルの入れ替えはしていない。
こちらのギャラリーに少しまとめてみたのだぉ。

デカイ シリーズ

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我らが会頭satobo氏のブログでポラロイド礼賛。
4x5のポラロイドは贅沢だっ。

さて、贅沢ついでに探してみると、でかいカメラが面白い。
MAMUT Photoは超大判フォーマットとオルタナティブフォトのページ。この一番上のおばさんは有名なようで、彼女のポートレートスタジオには20x24のポラロイドカメラが。この動画必見!

上から4段目のおじさんは大判フォトグラファーでプリンター。プラチナパラジウムプリントの作品はすばらしい! ここでたくさん見られる。

上から5段目。Michel A.Smith氏は大判でアゾペーパー(塩化銀)にコンタクトプリントをする第一人者のもよう。コダックのペーパーはなくなってしまったが、Lodima Fine Art Paperという代替品を扱っている。


そして別件だが、デカイついでに様々な写真ジャンルのデカイを集めたページ
おなじみの製品もいくつか見られるが、特にスゴいのはトラック一台をピンホールカメラにしたもの(こちらはモバイルなカメラとしてはおそらく最大)。
そしてなんと飛行機の格納庫をカメラにしたもの。この飛行機の格納庫カメラは固定カメラとして最大、ギネスブックに載っているらしい。撮られた写真も世界最大の写真

Punch Camera

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工業デザインを学ぶアメリカの学生が面白いアイディアのカメラを考えたそう。
Punch Camera

撮影後、液晶画面で画像を選び、紙を差し込んでパンチ! 回転する4つの径の異なるパンチが画像にあった大小の穴をあけるシステム。当然インク不要。紙質も選ばない。
258968_6hAKkm7ImAjD2cx3CO1_D_RH_.jpg

カメラというより、このシステム全体がインスタレーション的で大変に面白い!!
デジタルとアナログ究極のコラボ? プリンティングの第3の波? (^^;
これは欲しいよ!

Fujiの3Dカメラ


現物を見れば分かるのだろうが、たまたま見つけたこの動画。これ、FinePix Real 3Dで撮ったと書いてあるが、視差のある画像が3枚以上あるのだ。
1ショットで2枚だけしかとれないんじゃないかと認識してるのだが...。なんかあるのかいな?



追記:なんだ、上の画像は富士のサイトにあるサンプルイメージじゃないかー。
http://fujifilm.jp/personal/3d/camera/finepixreal3dw1/feature002.html

※画像はイメージです って書いてあるので、これはデモのために3枚以上の画像を合成したのだな。納得。

ところで、普通のデジカメで視差を変えて2枚撮りした画像を、裸眼で見れる3Dディスプレイ上に表示する汎用ソフトが出るのも時間の問題だろうな。そうなったらすごく面白い。
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001595
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/06/26/ivr01/index.html
 ↑熱い!!

もちろん業務用だがSONY1つのレンズで3D撮影するカメラを開発した模様。しかも240フレーム/secと超高速。すげい。
今までどうしても一般化しなかった3D画像だが、ここのところ富士のコンシューマーカメラを初めとして各社一気にパワーを注いでいるように感じるのだが気のせいか。数年後に3Dの映像が当たり前になるのかどうか。俺はそうならないきがするのだがっ。

そしてこれもすごいね。full frame sensor CCD SuperHAD II with 34.8MP

3Dの風


富士の3Dシステムが発売になってにわかにコンシューマー向け3Dが元気になっているのかもしれない。
富士のシステムは基本的に静止画だが、Sonyは動画でやってくるらしい。とは言ってもSonyの方は受け身(鑑賞)が主だと思われる。

カメラ好き、写真好きで3Dにも興味がある人には、富士のシステムのような作り手側に回った3Dの機材の充実を望むのではないかな。
とは言っても毎度しつこいが、古くから3D画像のために様々な工夫を凝らしている方がいらっしゃるし、動画だって沢山の人が、そして小さなメーカーが様々な工夫をして面白いモノを出して来た歴史があるもよう。要はやる気ですな。

なお、Sonyはミラーレスデジタルカメラにも当然興味があるようで、もう開発を進めているんだろうな。

今3Dカメラと言えば富士のアレだが、中国ではフィルムの、しかも6x6のステレオカメラがあったんだな。方々で話題になっていた模様だが、最近まで知らなんだ。
3dworld-trilens.jpg
残念ながら本家のサイトは今何故かアクセス出来ないのだが(キャッシュも読めない)、紹介されている他のサイトを見てみるとけっこうまともなカメラであるもよう。外装はプラスチックで安っぽいが、SPDによる測光、マニュアルフォーカス、手動絞りと7,80年代のカメラの操作感が味わえるもようで魅力的だ。

3つ目の一番上のレンズがファインダー用でペンタプリズム式。重さは約2kg。
どこかにも書かれていた様に、ステレオ写真をビュワーで見る時は正方形のフォーマットが最もしっくりくるので、この6x6仕様の3つ目カメラは今手に入るステレオカメラとしてはとても魅力的と言えよう。

小学生のとき、学研の科学の付録に付いてきたステレオ写真ビュワーでステレオ写真のとりこになったが、その時のビュアーも正方形写真だった記憶がある。
このカメラの値段は日本円で16,7万と中判のステレオカメラとしてはけっこう安い部類と思うが今の俺にはやっぱ高い。

ところで6x6のステレオカメラというのは、かつてロシアのルビテルを元にしてスプートニクという同じく3つ目のものがあったのだな。あ、今はお安いHOLGA 3D(120)があるのか。


売ってるモノを買い集め、さらに各メーカーが出す素晴らしいカメラに対して「つまらん」とか「ダメ」などとホザイている分かったフリの俺が言っても説得力ないが。
新しいものや面白いモノに対して素直な気持ちをもって感動するという姿勢をなくしたくないと思ってます。実は何にも分かってないのに、分かった気になって偉そうに評論しちゃうと大事なものを見失ってしまう。平たく言えばスカしてないで感動せよということだ。

俺の知り合いに町の発明家がいらして、あるビデオ関連装置を考案なさった。それを日本で公開したら「ふーん」ってな感じで注目されない。日本人は変なキカイがあると遠目からよそよそしく見て、近寄って来ないそう...。そこでニューヨークで開催されたWorld Genius Conventionに出品したら面白いと絶賛され、なんと金賞を受賞したとのこと。そのあとそれとコンセプトがソツクリな製品が某メーカーから出て...省略

日本にはそういうもの素直に評価する風土がないのかもと思う。

さて、何が言いたいのかと言えば、最近スキャナカメラの制作にチャレンジしているOversaturatedのraspyさんの活躍だ。かなーりオモロいことをしていると思うのだが、周りからの反応がないよっ。手作りで35mmフルサイズ版のDOF(将来的にはそれ以上行くかも!)を得られるデジタルカメラは希有だ。

カメラ関係でオモロいことしてる方は、俺が見た限りでは例えば、工作しまくりのトモのめも帳のtomoさんとか、修理しまくりのカメラ修理日記...などなど右側の下の方にリンクしているサイトは、ユニークなことしてるなぁと思うサイトを見つけるたび勝手に張らせてもらったものが主。まだまだオモロいことしてる方はいらっしゃるに違いなーい。

さて、今年の始めに欲しいものリストに書いたものをほとんど手に入れてしまった俺は、カメラ関係で何か自分で作ってみるということをしようかと思っているのでR。

オリンパスKidproof

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軽く仰天
ものを大事に扱うことを教えんかい! ボケッ!

普通に買えるデジタルカメラのいちばん悔しいところは、いままで使っていたフィルムカメラを捨てるところから始まることだ。ところが中判や大判のデジタルカメラは、フィルムカメラをそのまま生かして後ろにペッタンコと取り付けるデジタルバックが主流だからうれしい。資源の有効活用という意味でも、慣れ親しんだカメラがそのまま使えるという安心感からも理想的であると言えよう。でも残念なことにアマチュアが買って使えるレベルの値段ではない。

普通のデジタルバックは大型のCCDを使うから、それがコストアップの原因だ。しかしそれをフラットベッドのスキャナーと同じ考え方で解決した製品もあるのだな。BetterLight。仕組みなど詳しく書かれていて見応えあり。
eLargeR_gray1.jpg
安いと言っても60万から200万ってことだから、やっぱり買えないのだが、72mm×96mmと4x5より1回り小さいだけのスキャニングエリアでこの値段ならすごくがんばっていると言えよー。
製品のスタイルとサイズを見ても、4x5のフィルムホルダーをちょっと厚くしだけの本体は非常にコンパクトで素晴らしく、思わず欲しくなってしまう。日本のメーカーがその気になって売れるものを作れば(まぁ売れないだろうが)20万で出来る気がする。

D3xなど足下にも及ばない超高精細な写真をデジタルで得るのに最も現実的(安価)な方法は、前に書いたGigapanシステムが筆頭になるだろう。BetterLightはその次かな。

なお、腕に覚えがあればひと工夫してデジタルスキャンカメラを自作してしまうという人もいる。
Oversaturatedのraspyさんがなんとそのカメラを制作,実験中だ。こういうことを思いついてパッと行動に移してしまうその技術とパワーが素晴らしすぎます。

紫外線を撮る


つまらないふつーのデジタルカメラに飽きたら、ネットで探る。近赤外線は非常に快適に撮れる様になった。D70-IR
そうなると今度は紫外線だ。花や昆虫を撮ればとても面白く写る。福岡教育大学の福原先生のページに詳しい。これは横澤さんという方の作品だが、ヒマワリなんか驚愕だ。

簡易的には、少し特殊なHOYAのU330~U360フィルターを普通のデジカメまたはフィルムカメラに装着して撮る。普通のレンズは紫外線を吸収してしまうし、さらに撮像素子にも紫外線をカットするフィルターがかかってるので、紫外線の感度は低いらしい。

まず、紫外線を吸収しないレンズだがすぐに思いつくのはUVニッコール。もう中古を捜すしかないのかと思ったら、なんと!現行品だ。とは言ってもNikonのカメラのサイトに行っても出て来ない。栃木ニコンの産業用レンズのサイトである。
カメラの方はUVカットフィルターを外せば良いのだが、素人がやると危険なので自信がない俺なら、またLifePixelのコンバージョンサービスを利用するだろう。

赤外線にしろ紫外線にしろ、こうやって得られた画像をソフトであれこれいじくるのはとても面白い。普通のカメラで撮影した画像をいじるのに抵抗がある人も、赤外紫外写真ならためらい無くいじれて面白いと思う。と言うか、いじらないとまともな絵が出て来ない。福原先生の紫外写真の疑似カラー化(False Color)の情報が詳しく出ている。すばらしい。

金はかかるが、当たり前の画像に飽きたらやってみるのもオモロいと思うぉ。

Gigapxl Project


数年前にこのブログにも書いたのだが、あらためてGigapxl Projectを見てみた。Gigapixelではない。Gigapxl。TMマーク付きだ。
大判による超高解像度写真を用いて、アメリカやカナダのあらゆる場所のモニュメントを網羅し、最終的には世界中の消え行く文化や遺跡を未来に残すのが目的という壮大なプロジェクトだ。
うーん、それにしても細部の描写力はすばらしい!

航空用カメラを改造した9x18フォーマット(23cm x 46cm)カメラにKodakのSO-846という空中写真用のフィルムを使用。このフィルムを調べてみるとC-41処理出来るカラーネガで、ISO160、解像度100本/mm。
レンズはこのプロジェクトのために設計されたらしいAsymmagonというもの。焦点距離215mm、F22におけるイメージサークルは500mmで解像度30本/mm。
シュナイダーの
Super Symar XL 210mm(←欲しい)やローデンシュトックのGrandagon-N 200mmなどとMTFを比較したチャートを見ると、周辺部ではっきりと優位差のあるレンズであるもよう。
なお、このフィルムフォーマットにこのレンズを組み合わせると、135換算で18mm相当の画角になる。

他のどこかでも見たが、大判レンズの解像度は高々3,40本/mmということなので(デジタル1眼用のレンズは200本/mmくらいもあるらし)30本/mmとして無理に画素数を計算してみれば、6900x13800=95,220,000=952Mピクセルだから、約1GピクセルとなるのでGigapxlプロジェクトという訳だ。
ちなみに8x10はその約半分だから0.5Gピクセル(5000万画素)ということになり、Gigapxlプロジェクトには劣るけれどもオーダー的にはそれほど違わないシステムを扱っているということになる。初めてGigapxlプロジェクトを見たときには自分とは縁のない世界だと思っていたのだが、気がつけばかなり近い所に来ている。凄いじゃないかっ!
スキャナも手に入れたのでデジタル化も楽だ。俺も1/2ギガピクセル企画TMでもやってみよかな。

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家のすぐ前の梅畑。
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2枚とも D70-IR, Nikkor Auto 28mm F3.5

航空写真

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趣味のインターネット地図Watchを時々覗いては面白い地図関連のサイトを訪れていますが。
ここで紹介されていた国土地理院の国土変遷アーカイブというのが興味深い。

1946年からの日本国中の航空写真をアーカイブしたもので、インターネットというのは居ながらにしてこういう貴重なものを見る事が出来るから楽しい。
さて、これらの航空写真一枚一枚にデータが掲載されているのだが、撮影者、撮影高度、縮尺などとともに使用したカメラ、レンズの焦点距離などが記載されている。

これらをもとに暇にまかせてどんなカメラなのかをググって見ると、古い物はT-11,K-17B,K-18...などFairchild Camera and Instrument Companyというメーカーのもの、RC8はWild-Heerbrugというメーカーらしい。このあたりでカメラの様子が見られる。うーむ、やっぱりデカイ。
レンズは89mm 152mm 210mm 305mmなどがあるもよう。フィルムフォーマットはカメラによって9インチ四方、7インチ四方などがあるらしく、ざっと言えば面積は8x10とほぼ同じレベルだ。
このフォーマットで89mmレンズを使ったらそれはかなりの広角になる。
これよりずっと小さい70mm四方のフォーマットもあるらしく、ハッセルブラッドがカメラを作っているらしい。

国土変遷アーカイブの写真を拡大すると(200dpiのボタンをクリックする)フィルム周辺の未露光部分の様子を見ることが出来る。フィルムはKodakだ。今でもコダックが供給しており、モノクロ、カラーネガ、カラーリバーサル、そしてカラー赤外がある。品種は思ったより多い。一般用ではなくなってしまったカラー赤外フィルムがまだ航空用では残っていたのだ!

なお、国土変遷アーカイブで見られる写真は、比較的古い1950年から60年代のものが多いみたいだが、新しいものはRC30というカメラで撮影されており、これはライカのものらしい。第一航空株式会社のサイトでもその様子が見られる
ライカはラージフォーマットデジタルシステムなんてのもあるようで、プロの世界はやっぱり奥が深い。

となると、当然航空写真もデジタル化によってフィルムがなくなってしまうのかと思ってさらに航空用デジタルカメラについて調べてみると、DiMACというカメラを見つけた。
センサーサイズは49.1mm x 36.8mmのコダックフルフレームセンサーとのこと。意外に小さいな。正方形ではない。

なお、日本のメーカーもかつては航空カメラを作っていたようだ。この方のブログにすごいカメラがeBayに出品されたと書いてあった。このサイトにも古い航空カメラの情報が詳しい。
カメラ博物館のキッズサイトに、東京光学の手持ち航空カメラ,「99式」が紹介されているのをめっけた。

おお、けっこうカッコいい。出るべくしてで出たという感じの製品。すでに同じ方式のプリンタのみは出ていたが、カメラと抱き合わせた。
既にタカラトミーがシャオで実現していたが(俺はこれをデジカメジン主催のデジカメオブザイヤー2008に2位に推した)、いよいよ本命が出て来たというところだ。

ポラロイドにすれば、先にやられちまったぁーという感じだろう。LeicaがEPSONのR-D1に先んじられたのと同じだ(^^)

それにしても、以前のポラロイドと同じく画面の下にペンで書き込むスペースがあるものの、サイズが2回りくらい小さい。これでは外見でさえ600フィルムの代替にはなりえない。
ポラロイドユーザーの溜飲を下げるには、やっぱり600フィルムを復活させるしか無い。そのために富士よ、「知らね」などと冷たいこと言わず、銀塩文化存続のためのグローバルな使命としてポラロイドの工場を引き継ぐって出来んもんかね。

世界一高いレンズ


Leica Rumors経由、Schmidtmarketing.com。200万USドル。におくえん。
ライカの工場の中の「ライカツリー」で有名なライカミュージアム内に展示されているらし。普通のビジターにもいじらせてくれるというから太っ腹だ。
1600mmでF5.6とは明るい。APO-Telyt-R 800mm F5.6というのまでは普通に市販されているようだが、これは当然受注生産なんだろな。

IRとノーマルの比較


まだIR写真、飽きてません。
さて、E-3とD70-IRを持って散歩。毎度のカントリーサイドのさもない写真だが、興味のある方は比較あれ。

PC030561.JPG
E-3, ZD12-60mm

DSC_0127.jpg
D70-IR, Nikkor 24mm F2.8

それぞれクリックするとでかくなるけど、別々に表示して比べるときは右クリックして別ウィンドウで比べてね。
続き、この前後にあり。

D70-IR直出し


先日出したD70-IRによるカラー赤外線写真の第一弾は、空を青くするためRとBのチャンネルを入れ替えましたが、カメラ直出しのフォトはこちら(ホワイトバランスの調整のみ)。参考まで。

都会でちょっとだけIR


今日野暮用で渋谷に出かけたのですが、ついでにD70-IRを持ってった。
コンクリートの世界でFalse Colore IRするとどうなるのか試したかった。

駅を出てぱちり。どーってことない。色あせたカラープリントのようだ。
DSC_0060.jpg

ツタのからまる建物。ツタの黄色がIRだ。
DSC_0062.jpg

路地の先の教会。2本の木がIRらしさを出してる。
DSC_0063.jpg
下手な写真だなどとと言ってはイケナイ。これはあくまでもIRの写り具合を見るためだけの写真なのであーる。

D70-IR 試写

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D70-IR, Nikkor N-C Auto 24mm F2.8, ISO200 F8 1/320s, GimpにてR,B各チャンネル交換

昨晩に引き続き自分ちの前をぱちり。ちょっと晴れ間が見えたぉ。
んー! これはオモロい! オモロすぎる!E-30やG1なんかよりずっと楽しいやい! (すぐ飽きそうな気もちょっとするが...)

つづきこちらに数枚あり

D70-IR キター!!!


LifePixelに依頼していたD70-IRがとうとう来ました。わーい、ニコニコ。
見た目はノーマルなD70。が、しかしその中身は665nm以下をシャープカットする近赤外線専用カメラだっ。
前にも書いたけれど、普通の赤外線カメラ改造を依頼すると、760nmあたりをシャープカットするフィルターが付けられるが、それだと青や緑のフィルターに感じる情報がほとんどカットされてしまうので、モノクロの画像になってしまう。
そこで、いわゆるFalse Colorを楽しむためには720nmあたり、出来ればもっと下げて640nmあたりまで取り込めるようなフィルターを付けると後の加工で赤外線写真でありながらも色を楽しむ事が出来るのであーる。

我がD70-IRはそのあたりを検討し、LifePixelのEnhanced Color IR Filter(上述の665nm以下シャープカット)を依頼した。

さて、届いてすぐにレンズを付けて窓から1枚試し撮りしてみたのがこれだ。

夕方薄暗くなっていた事もあり、まだまともに使えるレンズがNikkor Auto 105mm F2.5しかなく、また赤外線によるピントのズレもよく把握出来ていないうちに撮ったものだから冴えない(いちおう言い訳しといて、あとでもっと良いの撮るからね)。

DSC_0008.JPG
D70-IR, Nikkor Auto 105mm, ISO200 F2.5 1/15sec, 窓の桟に乗せて。

GimpでRedとBlueのチャンネルを交換して多少色調をいじった。手前や奥の植物が赤外線を出しているのが分かる(真ん中より上の4つのオレンジ色っぽい光は、手前の車のヘッドライトのゴーストだと思われ)。
レンズの前に濃厚なIRフィルターを付けなくて済むから、いつもの一眼レフのようにファインダーをのぞいて構図をとれるのは非常に良い。また露光もノーマルのカメラとほとんど変わらないのがなんと言ってもすばらし。

さて、明日の昼は撮りまくりだぁー。レンズがまだ用意出来てないんだけれども。

*なお、赤外線写真というとえっちな写真を撮れると思っている人がいるようだけど、服が透けるなんてのは熱線を感じないといけないわけで、それはμmオーダーのもっともっと長い波長のいわゆる遠赤外線だからデジカメのCCDでは記録する事は出来ない。
懐中電灯に市販の赤外線フィルターをかぶせて、それを光源にして赤外カメラで撮影するって方法なら可能だが、それで盗撮をしたら手鏡でパンツのぞくのと一緒で、犯罪行為でつかまっちゃうぉ。

IR改造その後


LifePixelさんから「あんたのカメラ届いたよ。これから改造に入るわょ」というメールをもらった。
やたっ。早ければあと10日位で帰ってくるぞ。俺のD70-IR Conversion.
新しいカメラが届くのを待ちわびるのは、いつもワクワクするものだが、今度のモノほどわくわくするのもないよっ。

さて、戻って来たらすぐに撮影出来る様にレンズちゃんを用意しておかないとな。
D70に使えるレンズで俺の手元にあるのは、全部非Aiのもの3本だけ。
Auto 24mm F2.8, 50mm F1.4, 105mm F2.5
D70に装着してみると、105mmはすんなり付いて絞り環を回せたが、24mmは付くけれども絞りが回らず、50mmは装着すら出来ない。
旧Nikkorレンズはマウント外側に絞り環がちょっと出っ張っているのだが、それとD70の最小絞り設定警告レバーというのがぶつかるのが原因。ヤスリで削らないといけない(Fマウントは変わらないと言うが、それは大嘘だという一つの例として有名らしい)
マウント部分のネジ外して、絞り環を取り出して100円ショップのヤスリでギコギコやってみてる。いつもはしっかりした金属とガラスの固まりのマッシブなレンズが好きだとホザイている俺だが、こんなときにはプラマウントのレンズが良いとちょっと思た(^^)。

ところで、赤外線を撮るとなると可視光と波長が違うから、レンズの評価は一般撮影におけるものと異なってくる。一般の写真で評判のいいレンズが必ずしも赤外線写真が良く写るというわけでもない。
赤外線/紫外線ネイチャーフォトの達人、Nærfoto Bjørn Rørslettsaさんによると、意外にも往年のNikkor Auto 28mm F3.5の赤外線特性は抜群によろしいようで、これは一本手に入れたい。ヤフオクなんかだと3000円位から落札されてる。抜群のコストパフォーマンスである。今物色ちう。

さて、まぁとりあえず3本のレンズがあれば十分楽しめるのだが、緑と空と水を入れた赤外線ワールドを撮るにはやっぱり思いっきり広角が欲しい。そうなるとどんなレンズがいいのかなぁと考えるのがまた楽しいものだ。特にNikkorの新しいレンズを真面目に考えることなど無かったから心躍る。

どうせなら赤外線だけのために思い切って魚眼でも手に入れてやるかと目論んでいる。
となるとトキナーの10-17mm Fisheyeズームしかないなっ! このレンズは個性的で楽しそうだよっ。
これ15mm位にするとフルサイズでも使えちゃうってのが嬉しいね。ケチケチな俺には最高かも。
これで絞り環があれば4/3にも使えるのに。それだけが惜しい。
他の魚眼に比べれば意外に安いし(5万切る勢い)。いっちゃおうかな。

D70の赤外線改造を依頼したと書きましたが、昨日キャンセル
以前にR-D1にIRフィルターをつけて撮影したものをもう一度引っ張りだして、Gimp等であれやこれやいじってみるがどうもあの魅惑的なfalse colorならない。ここで言うfalse colorとは通常撮影と赤外撮影を同時に行い、後に色分解して得られるカラー赤外線写真ではなく、一発撮りで得られる疑似カラー赤外のことである。

海外のIRフォトをやる人たちのサイトを見てやっと気がついた。 俺はIR76を使っていたのだが、どうもこれがまずい。IR72以下、できれば640nmあたりから通過するフィルターでないとあの色がでないことが分かった。
考えてみれば当然のことで、より赤外域側の光だけ取り込むことになるとRGBのうちのBlueとGreenの成分がほとんどカットされ、センサーに到達する光はRedチャンネルのみのモノクロの情報になってしまう。そうなってしまったら、あとでいくら画像処理ソフトでいじろうともあのfalse colorは得られない。その限界の波長が720nmのようだ。
なお、モノクロで強烈なコントラストを出したい向きにはより赤外域の、例えば830nmあたりのフィルターを使うと効果的になる。モノクロでそれなりのコントラストを出すには760nmあたりが無難。色を生かすなら720nm、色をより強調し、その代わりモノクロのコントラストを求めないなら640nmあたりを選べば良いということのようだ。

だから魅惑的なfalse color IR写真を楽しむならフィルターはIR72以下が必須。特にR64フィルターだと強烈な効果が出てくる。R64と言えばHαの領域(665nm)で、これは天体写真用に多くのフィルターが出ている。
ところがどっこい俺が調べた範囲では、国内で赤外改造をしてくれるところではIR76が主で、予約をした光映舎に「760nmより短いのはないのかい?」と問い合わせたら、昔はやってたけど今はない。今後もやる予定無しということなので、それじゃあの色が出せなくてつまらないからキャンセルしたと言う訳なのだ。
Hα用の665nmならあるじゃないかと思うわけだが、これはバンドパスかまたは可視光から665nmあたりまでを通過し、それ以上の超波長側(赤外側)はカットするので赤外写真用としては使えないことも分かった。

国内では見つけられなかったので、ネットで探してみたらアメリカのLife Pixelという業者を見つけた。以前にもこのサイトはちょっと見ていたのだが見逃していた。もっと早く気づくべきだった。
ここにはEnhanced Color IR Filterと称して、665nmのシャープカットフィルターがある。上記と同じ天文用だと困るので問い合わせてみたが、バンドパスではなく665nm以上を通過するフィルターとのことなので間違いない(まぁ作例を見れば明らかだが)。
うーん、これは強烈だぁーということで即改造注文をした。(それなりに高いがまぁこの楽しみのためならしょうがないっ。実は国内と比べてもそう変わらないんだな。円高感謝(^^;)

この手のfalse colorのIR写真は日本よりアメリカの方がずっと盛んだ。デジタルIRの書籍も何冊か出版されているし、今回依頼したような改造業者も多い。
俺はネット上の一部の情報しか知らないけれど、日本でやっている人では、カメラのIRフィルタを除去せずにレンズ前にフィルターを付けて長時間露光で撮影したり、ライカのM8にIR72を付けたり(ご存知のようにM8は赤外カットフィルタが弱い)、赤外カットフィルターを外して代わりに同じ厚みのガラスを入れたり、極一部のマニアックな人はFujiのFinePix Pro3 UVIR(国外で発売された学術研究用カメラ)に適当なフィルターを付けて紫外や赤外写真を楽しむ人もいるようだ。すごい。

日本であまり見かけない理由は、720nm以下から通過するフィルターを入れてくれる業者がないからなのだろう。無改造のカメラでも露光時間はかかるが、富士のシートフィルターIR72やケンコーのR64フィルターをレンズ前に付けて出来るのだからもっと楽しめばいい思う。
もっとも俺のように「赤外写真ならより超波長の赤外線を捉えたい」と思ってIR76やIR83等のフィルターを使ってモノクロIRしか撮らない(知らない)人が多いのかもしれない。

というわけで、新しいカメラを買う以上に楽しみになってきたのだ(まだカメラを送ってもいないのだが (^^)

新カメラ ゲト

| コメント(2)

げと。まだ届かない。

Minoxのデジタル版の値段


例のMinoxのデジタルカメラの値段が219ポンドだそうです。4万円くらい? 意外に安い。
詳しくはこちらに。

スタイルは残念ながらプラスチックぽくて、往年の精緻な姿を留めていない。サイズは魅力的だが。
(フラッシュが本体より一回りでかい!)

Minoxがデジタルに!


あのミノックスがデジタルになるという話。
ミノックスはフィルムだから価値があるという気がしないでもないが、今時ああいうカチッとした精悍なスタイルの小型デジカメってないような気がするから、欲しい。

あえて似たカメラをデジカメで探せば、昔SonyのDSC-U50というのが欲しかった。が、貧乏していた頃なので買えなかった。今でもけっこうオークションで人気ある。

スリットカメラ


オリンピックを観ていると、陸上のゴールの度に写真判定の画像が表示される。
競馬や競輪が好きな人にはおなじみの写真判定ですが、あの写真をよく見ると変な歪みがあるのに気付く。フォーカルプレーンシャッターで撮影したような歪み。
たしかあれは横軸が空間を表すのではなく、時間軸であるはず、、、と思って調べてみたら、写真判定用カメラを製造するその名も「日本写真判定株式会社」のサイトにカメラの仕組みの易しい解説があった。うーむ非常に勉強になった。

フォーカルプレーンシャッターとは逆で、スリットが固定していてフィルム側が動く。そうなると撮影する空間的場所はゴールの細い一直線。
フィルムが動いて細いゴールの瞬間を撮り続ける。だから仕上がった写真の全画面はゴールの瞬間を寄せ集めた写真で、横軸は時間軸となり、例えば左が過去、右が未来を表すということになる。

競輪、競馬、陸上と、それぞれの被写体の平均の速度に合わせて、フィルムを動かすスピードを設定するらしいが、極端に速いものや遅いものを撮ると画像が大きくひずむ。もしゴールで倒れたとすると、その人はずーっと写り続けるから倒れた時点から画面の右または左へながーい体が写り込むことになる(形も変わって写るはず)。
陸上では足の動きが前に行ったり、後ろに行ったりするから、足の部分の形が普通のカメラで撮った時にはありえないようなグニャンとした変な形に写ることが多いもよう。

なお、今時は当然デジタル化していて日本写真判定株式会社の製品もそうだし、他のメーカーもデジタルスリットカメラを出している。今回の北京オリンピックのはどこが作った物だろか。

競技の判定だけでなく、鉄道マニアには長ぁーい車両を一枚のフィルムに収めたいという要求から自作のスリットカメラを作る人もいるらしく、サイトもいくつか見られる。
スリットカメラ鉄道写真館 これはスゴい!


IR改造


わずかなお金をどんなカメラのために使ってやろうかっ と常々考えている俺です。
ずっと欲しいと思っているのは IRカメラ。
普通には売っていないから、なんらかの方法でIRカットフィルタを外し、700~800nmあたりを透過する代わりのフィルターを取り付けなければならない。

天体写真ではHαという領域を撮影するために、わりと普通に行われておりいくつかのショップでフィルターの交換をしてくれる。また一般IR写真用のフィルターにも換えてくれる。
改造費5万円くらい。

うんと安いEOS KissシリーズかD70などを手に入れて、改造をお願いするというのも候補にあがる。
それでも7、8万はかかってしまうな。

いちばんお金のかからない方法は自分でやることだが、当然リスクが高く、俺がやればきっと失敗するのは目に見えてるから素直にお金を払うべきだなやっぱ。
ちなにみにここにE-1の改造方法がでていたのだ。全くの素人が手をつけてはいけない(でもまじめに準備すれば出来なくもない、きっと)。
それにしても作例はおみごと。ちょっとワクワクするハイコントラストの絵は魅力的だぁ。

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