手抜き フィルム自家現像のススメ - データシートを見る

さて、本番の現像をする前にちょっと準備をば。
撮影したフィルムの現像条件を確認しておく。
まず、使ったフィルムのデータシートをネットでゲットする。富士ならここ、コダックならここ、イルフォードならここ
FomaやRolleiなどはここにまとまって掲載されているのをめっけた。

フィルム現像というと液の温度を必死に合わせないといけないと思ってしまうが、手抜き流では、今の室温に合わせて現像時間を調節するというやり方でいく。しょせん化学反応だから、温度の違いは反応時間の調整でなんとかなるはずだと思う。
氷で冷やしたり、湯せんしたりメンドクサイのですぐにやる気がなくなってしまう。夏は冷房した部屋で、夏は暖かい居間で、それぞれ数時間液を置いてなじませておけば、18℃から26℃くらいの範囲におさまるはず。

まじめな話をすると、温度の変化を時間で調整しようと思っても、特性曲線は変わってくるし粒状性なども違ってくるだろう。そのあたりが気になりはじめたら温度管理をしっかりすればいいと思う。

さて、例えば富士のネオパンSSを例にとれば(データシート一部引用)、

datasheet1.png
表にあるように処理液と温度の組み合わせで、現像時間を決める。

表には一応あるけれども、あんまり温度が高くなって現像時間が3分台とかになると現像ムラがおこったり、わずかな処理時間の誤差が大きく効いてきて不安定になると思うので、出来るならば夏は冷房をちょっとがんばって効かせた方がいいかもだ。
(しかし今時の地球温暖化防止には逆行する行為だから、現像はなるべくまとめて一回で済ませよー)。

なお、自家処理であれば撮影の際に増感現像を意識した露光も遠慮なく行える
例えば上の表で見れば(増感にはあまり適さないネオパンSSでさえ)例えば、スーパープロドールを20℃で9分処理すればISO400まで増感される。
暗い場所で撮影する場合は、あらかじめカメラの露出計をISO400に設定しておけばよい。

残念ながらデジタルカメラみたいに一枚一枚ではなく、フィルムロール単位になってしまうが(途中でぶった切って現像すれば、一本のフィルムの前半、後半と露光を分けて現像するということも出来なくはない)、ISOはフィルムでもいろいろ動かせるんだ。

Presto1600, TMAX3200, Delta3200, Rollei R3などを最適の現像液で処理すればかなりの高感度に持っていく事も自由だ。まぁそれなりに荒れるけど(こんなのラボにいちいち指示して、長い時間待つのは非常にじれったい)。

さて液の温度測って処理時間が決まったらいよいよ現像だっ。
続く...

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男気あふれる自家現像HowTo、チェリーボーイ達に手ほどきの続きを期待してます!!

より簡単な方法も含めていずれ再開します。

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